HGガンダムザガン 詳細レポート|鉄血ウルズハント最新HGの完成度・可動・評価を徹底解説

HG

画像©創通・サンライズ©BANDAI SPIRITS

はじめに

2025年12月に発売された「HG HGIBO 1/144 ガンダムザガン」は、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント』に登場するガンダム・フレーム機体を立体化した注目の最新HGキットです。

ダークブルーを基調とした重厚なデザイン、巨大なシールドプライヤーユニットによる独特の戦闘コンセプト、そして改良されたガンダム・フレーム構造など、見どころは非常に多彩。

本記事では、HGガンダムザガンのデザイン・可動・組立性・評価ポイントまでを徹底的にレビューしていきます。

ガンダムザガンとは

ガンダム・ザガン(ASW-G-61)は、『ウルズハント』の世界観において、厄祭戦末期に開発された72機のガンダム・フレーム機の一体です。

イシュー家に関わる機体として設定され、作中ではロンド・ブロンが搭乗。手持ち武器を持たず、腰部に装備された巨大な「シールドプライヤーユニット」のみで戦う、極めて近接戦闘に特化した異色のガンダムとなっています。

主なおすすめポイント

洗練されたマッシブデザイン

ダークブルーを主調とした配色に、左右へ大きく張り出すシールドプライヤーユニットが強烈な存在感を放ちます。

肩幅の広さと長い腕部によって、近接格闘戦機としてのシルエットを完璧に表現。単なる重装型ではなく、「攻防一体の兵装」を背負った機体としての説得力があります。

シールドプライヤーユニットの高い表現力

本キット最大の特徴が、巨大なシールドプライヤーユニットです。

展開することでマニピュレーター形態へ変形し、基部には6箇所もの関節を搭載。防御・攻撃・保持といった多彩なポージングが可能で、HGとは思えない可動表現を実現しています。

改良型ガンダム・フレームの採用

内部構造には、従来のガンダムフレーム4をベースにしつつ、胴体部を新規設計。

胸部軸の保持力が改善され、可動時に外れやすかった弱点が解消されています。鉄血系HGの中でも、確実な進化を感じられるポイントです。

素組みでも高い完成度

成形色による色分けが非常に優秀で、塗装を行わなくても完成度の高い仕上がりになります。

ホイルシールも実質的に最低限に抑えられており、組立のストレスが少ない点も評価できます。

発売日・価格・基本情報

• 発売日:2025年12月6日

• 価格:3,080円(税込)

• メーカー:BANDAI SPIRITS

• グレード:HG(ハイグレード)

• スケール:1/144

• 対象年齢:8才以上

HG鉄血系としては中価格帯に位置しますが、新規ランナーの多さとギミックの密度を考慮すると、内容面は非常に充実しています。

成形色・素材構成

成形色はダークブルーを中心に、ライトグレー、レッド、ホワイト、イエロー、ダークブラウンで構成。

内部フレームにはKPS素材が採用されており、強度と可動性のバランスも良好です。ABS素材は使用されていないため、塗装派にも扱いやすい仕様となっています。

ランナー構成と組立難易度

ランナーは合計6種構成。

従来フレームの流用も一部ありますが、全体の約7割以上が新規造形と推測され、開発リソースがしっかり投入されたキットです。

特にBランナー(イロプラ)は色分けが細かく、ゲート処理には丁寧さが求められますが、全体的な組立難易度はHG標準レベル。初心者でも問題なく組める構成です。

パッケージ

画像©創通・サンライズ©BANDAI SPIRITS

可動性能とギミック解説

• 頭部:ダブルボールジョイントにより上下左右の可動が広く、1回転も可能

• 腕部:二重関節+肩可動で、格闘ポーズが非常に映える

• 胴体:横方向の可動が大きく、躍動感ある姿勢が取れる

• 脚部:開脚性能は高いが、足首の保持力はやや弱め

• シールドプライヤー:6軸可動+展開ギミックで圧倒的な表現力

特にシールドプライヤーの自由度は、HGシリーズ屈指といえる完成度です。

モデリング視点での評価

素組み派への評価

成形色とディテールが非常に優秀なため、素組みでも十分な満足感があります。

ただし、足首関節の保持力はやや弱く、長期ディスプレイでは姿勢が崩れやすい点がネックです。

塗装・改造派への適性

内部フレームや丸モールドが多く、部分塗装だけでも情報量を大きく向上できます。

関節補強やボールジョイント調整ができるモデラーであれば、完成度はさらに引き上げられるでしょう。

総合評価・まとめ

HG 1/144 ガンダムザガンは、外観の完成度・ギミックの密度・組立性のバランスが非常に高い、鉄血系HGの進化形ともいえるキットです。

良い点

• マッシブで個性的なデザイン

• シールドプライヤーユニットの圧倒的可動表現

• 素組みでも高い完成度

• 新規造形の多さによる満足感

注意点

• 足首を中心とした保持力の弱さ

• 価格に対する評価は好みが分かれる

おすすめできるのは、多少の補強や調整を楽しめる中級者以上のモデラー。

一方、完全な素組み状態で長期展示したい方には、やや注意が必要なキットです。

総合的には、★4〜★4.5相当の秀作HG。

鉄血系ガンダムフレームが好きな方、重厚な近接戦闘機デザインに惹かれる方には、強くおすすめできる一体です。

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