
はじめに
HGUCシリーズの中でも、ひときわ強烈な存在感を放つ「フェネクス」。
HGUC 1/144 ユニコーンガンダム3号機 フェネクス(デストロイモード)(ナラティブVer.)は、旧HGUCユニコーン系をベースとしながら、全身ゴールド成形色とクリアブルーのサイコフレーム、そして“尾”のように伸びる新型アームド・アーマーDEによって、圧倒的なビジュアルを実現したキットです。
本記事では、HGUC 213 フェネクス(ナラティブVer.)の特徴や付属品、可動、モデリング面の注意点までを詳しく解説していきます。
主なおすすめポイント
• 全身ゴールド成形色とクリアブルーサイコフレームにより、素組みでも圧倒的なショーケース映え
• ガンダムフロント東京限定フェネクスをベースに、新規スタビライザーランナーを追加した一般流通仕様
• ベースはHGUCユニコーン(デストロイモード)で、古さはあるものの基本設計は堅実
• 新型アームド・アーマーDE×2と長大なスタビライザーにより、不死鳥らしいシルエットを強調
商品概要・特徴
HGUC 1/144 ユニコーンガンダム3号機 フェネクス(デストロイモード)(ナラティブVer.)は、『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』に登場するフェネクスをHGUC規格で立体化したモデルです。
最大の特徴は、ナラティブ版独自の「尾のようなスタビライザー」を備えた新型アームド・アーマーDEを背面に2基装備している点。本体自体は2009年発売のHGUCユニコーンガンダム(デストロイモード)をベースとした色替え構成で、そこに新規ランナーを追加する形で再現されています。
発売情報・価格
• 発売日:2018年6月23日
• メーカー希望小売価格:3,080円(税込)
• HGUCナンバー:213
一般流通品として発売され、再販も行われたため、現在の中古市場でも比較的入手しやすい価格帯で推移しています。
商品仕様(スケール・成型色・材質・ランナー)
• スケール:1/144(HGUCシリーズ)
• 成型色:
外装:明るめのゴールド成形色
サイコフレーム:クリアブルー
関節・内部フレーム:グレー
• 材質:PS主体、一部関節にポリキャップ(PC-132AC)を使用
• ランナー構成:
HGUCユニコーン(デストロイ)相当ランナー
ナラティブ版用新規ゴールドランナー(スタビライザー)
• ポリキャップランナー、ホイルシール1枚
付属品
• ビームマグナム ×1
• シールド ×1
• アームド・アーマーDE ×2(スタビライザー付き)
• ビームサーベル柄 ×2(ビーム刃は別途用意)
• ハンドパーツ(右:ビームマグナム用、左:握り手)
• ホイルシール(ツインアイ、肩部センサーなど)
可動ギミック
本体の可動範囲は旧HGUCユニコーン準拠で、肩の可動や膝立ちは問題なく可能です。上半身のひねりも最低限確保されていますが、最新HGと比べると開脚はやや控えめです。
新規アームド・アーマーDEはバックパックに軸接続され、安定感は良好。スタビライザーは複数箇所で可動し、上下左右に表情を付けられます。ただし摩擦接続のため、頻繁な可動には注意が必要です。
パッケージ

パッケージは宇宙空間を飛行するフェネクスを描いた迫力あるデザインで、ナラティブ版の特徴であるスタビライザーが強調されています。箱内部は大型ランナーが多く、HGとしてはかなりのボリューム感があります。
モデリング解説
色分け・合わせ目
ゴールド外装とクリアブルーサイコフレームの色分けは良好で、腕部・脚部は合わせ目が出にくい構造です。一方、ビームマグナムにはモナカ合わせ目があり、処理推奨です。
塗装・仕上げのポイント
ゴールド成形色は見栄えが良い反面、ウェルドラインが目立ちやすい傾向があります。気になる場合は、下地にグロスブラックを吹いた上でメタリックゴールドやキャンディ塗装を施すと、重厚感のある仕上がりになります。
スタビライザーの関節は瞬間接着剤などで軸を補強すると、保持力が向上します。
モデルとしての評価
素組みでも圧倒的な存在感があり、「とにかく派手」「飾ると一番目立つHG」と評価されることが多いキットです。可動や武装面では物足りなさもありますが、立ち姿中心のディスプレイモデルとしては十分な完成度と言えます。
ユニコーン、バンシィと並べた際のコレクション性の高さも大きな魅力です。
結論・総評
HGUC 213 フェネクス(デストロイモード)(ナラティブVer.)は、最新設計ではないものの、
「金×青の強烈なビジュアル」と「新型アームド・アーマーDE」による存在感で、今なお高い満足度を誇るHGUCです。
素組み派はウェルドラインとスタビライザーの扱いに注意が必要ですが、塗装や補強を施せば“決定版フェネクス”に仕上げることも可能。
ユニコーン系コレクションを完成させたい方には、ぜひ一度手に取ってほしいキットです。

