
はじめに
『機動新世紀ガンダムX』の主役機として登場するGX-9900 ガンダムXを、現代HGフォーマットで再現した「HGAW 1/144 No.109ガンダムX」。
本キットは、HGUC並みのスタイリッシュなプロポーションと、劇中の象徴ともいえるサテライト・キャノンのギミックを高次元で両立した、“大人向けHG”とも言える完成度を誇ります。
この記事では、組みやすさ・可動・ギミック・塗装ポイントまで、実用的な視点で詳しく解説します。
主なおすすめポイント
■HGUC並みのカトキ風プロポーションで、現代的なスタイルを実現
■サテライト・キャノンの完全展開ギミックを1/144で再現
■色分け・パーツ構成ともに優秀で、素組みでも高い完成度
10年以上前のキットながら、現在でも十分通用する完成度を持つ良キットです。
商品概要・特徴
・作品:『機動新世紀ガンダムX』
・機体:GX-9900 ガンダムX
・シリーズ:HGAW(High Grade After War)第1弾
最大の特徴は、背面のサテライト・キャノン+X状リフレクターパネル。
さらに、バスターライフルとシールドの変形機構も搭載されており、劇中の演出をしっかり再現できます。
発売情報・価格
・発売日:2010年4月15日
・定価:2,200円(税込)
・対象年齢:8歳以上
商品仕様
・スケール:1/144
・グレード:HGAW
・成形色:ホワイト・ブルー・レッド・グレー・クリアグリーン
特に注目すべき点
・ツインアイは赤色成形
・胸部受光部はクリアグリーン成形
・ホログラムシールで光沢表現が可能
・素材は主にPSで、負荷のかかる箇所にABSを使用。
・ランナー数は約8枚で、HGとしてはやや多めですが整理された構成です。
付属品
・成形品 ×8ランナー
・ホイルシール ×1
・ホログラムシール ×1
・組立説明書
ホログラムシールはサテライト・キャノンの表現の要になる重要パーツです。
可動ギミック
■関節可動
・肩・肘・股関節・膝・足首が広く可動
・膝・肘は約90度可動
アクションポーズは十分に再現可能
■サテライト・キャノン
・前方展開可能
・リフレクターパネルはX字に展開
・受光部が可動+光沢表現対応
劇中の発射シーンをしっかり再現できます。
■バスターライフル&シールド
・ライフルモード/シールドモード切替可能
・開閉ギミック搭載
さらに、発射形態やホバーリング状態も再現可能です。
パッケージ・ランナー構成

パッケージは、サテライトキャノン展開状態を前面に押し出した印象的なデザイン。
「宇宙世紀を超えたHG第1弾」というキャッチコピーも特徴的です。
ランナー構成は用途別に分かれており、
本体用、関節・脚部用、サテライトキャノン用、武器用
と、初心者でも組みやすい設計になっています。
モデリング解説
色分け・合わせ目
色分けはHGとしては優秀
合わせ目は肩・股・武器に一部あり
ただし、極端に目立つ箇所は少なく、素組みでも十分見栄えが良いです。
特に、
頭部・胸部受光パーツ
の完成度が高く、軽い塗装で一気に見栄えが向上します。
塗装・加工例
・ツインアイ
赤成形を活かしつつクリア塗装で発光表現が可能
・サテライト・キャノン
ホログラム+クリア塗装で反射表現強化 縁取り塗装で立体感アップ
・ボディ塗装
パールホワイト化 グレーでのトーン調整
モデルとしての評価
素組み評価
・組みやすい
・可動良好
・見た目も優秀
→ 初心者〜上級者まで満足できる安定キット
気になる点
・やや大型(設定より大きく感じる)
・ホログラムシールが剥がれやすい
総評
HGAW 1/144 ガンダムXは、
「ガンダムXを1/144で決定版として楽しめるキット」です。
プロポーション良し ギミック豊富 素組みでも完成度が高い
という三拍子が揃っており、今でも十分通用する名キットと言えます。
特に『機動新世紀ガンダムX』ファンなら、まず押さえておきたい1体です。

