
はじめに
「旧ザク」として知られるMS-05B ザクIは、量産機でありながらどこか無骨で渋い魅力を持つ機体です。
本記事では、HGUC No.64としてキット化された本機の特徴や可動、付属品、モデリングポイントまでを詳しくレビューしていきます。
古めのHGUCながらも完成度は高く、初心者から改造派まで幅広く楽しめる一体です。
主なおすすめポイント
HGUC ザクIの魅力は、シンプルながらも“兵器らしさ”を感じさせる完成度の高さにあります。
■旧型機ならではの無骨なシルエット(動力パイプなし・スパイクなし)
■豊富な武装で多彩なポージングが可能
■素組みでも十分な完成度+改造ベースとしても優秀
最新キットのような派手さはないものの、「渋さ」で勝負するタイプの良キットです。
商品概要・特徴
本キットは、機動戦士ガンダムに登場するジオン公国軍の初期量産型MS「MS-05B ザクI」をHGUCフォーマットで再現したものです。
いわゆる「旧ザク」と呼ばれる本機は、後継機であるザクIIとは異なり、装甲やパイプ類が簡略化された設計が特徴。キットでもその“旧式感”がしっかり表現されています。
発売情報・価格
・発売日:2006年5月
・価格:1,100円(税込)
また、バリエーションとして黒い三連星仕様(MSV版)も存在し、カラーバリエーション違いとして楽しめます。
商品仕様(スケール・材質など)
・スケール:1/144(HGUC)
・成型色:くすみグリーン+ブルーのツートン、関節:グレー成型
・材質:PS+一部ABS
・ランナー数:約4〜5枚
構成はシンプルで、HGUCらしい組みやすさが魅力です。
付属品
武装が非常に充実しているのも本キットの大きな特徴です。
・ザクバズーカ
・肩部バズーカラック
・105mmザクマシンガン
・ヒートホーク
・シュツルムファウスト
・ナックルシールド
・シール(モノアイなど)
装備の多さにより、さまざまな戦闘シーンを再現できます。
可動ギミック
可動は当時のHGUCとしては標準以上の出来です。
・肩・肘・膝・股関節など基本可動はしっかり確保
・肘は二重関節で深く曲がる
・モノアイはレバーで左右可動
・腰の回転+前屈で前傾姿勢も可能
・肩にバズーカラック装着可能
派手なアクションよりも「構えポーズ」がよく似合う機体です。
パッケージ

モデリング解説
色分け・仕上がり
素組みでも十分見栄えしますが、以下を塗装するとさらに良くなります。
・ヒートホーク刃
・バーニア内部
・武器類のディテール
合わせ目
・腕・脚・胴体に合わせ目あり
・武器類(特にバズーカ)は処理推奨
簡単な合わせ目消しで完成度が一気に向上します。
改造・仕上げ例
・ウェザリングで“使い込まれた機体”に
・モノトーン寄りに塗装してリアル志向に
・MSV風カラーへの変更もおすすめ
旧ザクはシンプルな分、加工の自由度が高いのが魅力です。
モデルとしての評価
素組み評価
色分け・可動・武装のバランスが良い 古めながら完成度は高い
人気
ザクIIよりマイナーだがコアな人気あり 旧MS好きには特に評価が高い
“地味だけど刺さる人には刺さる”タイプのキットです。
総評・結論
HGUC 1/144 MS-05B ザクIは、
・渋く無骨なデザイン
・十分な可動性能
・豊富な武装
を兼ね備えた、バランスの良い良キットです。
最新キットのような精密さはないものの、「旧ザクらしさ」を楽しむには十分すぎる完成度。素組み派にも改造派にもおすすめできる一体です。
一言でまとめると:
「旧ザクの魅力を手軽に味わえる、玄人好みの良作HGUC」

