

主なおすすめポイント
HGUC Hi-νガンダムは2009年に発売された、堅実な設計と高い再現度が魅力の1/144スケールキットです。特に以下の点が評価されています。
• 優秀な色分け再現度
シールドのスプリッター迷彩や本体各部のカラーをパーツ分割で再現。
シールに頼らず組み立てだけで高い完成度が得られます。
• 合わせ目処理を考慮した設計
本体は合わせ目が目立たない構造で、パチ組み派に優しい仕様。
初心者でもストレスなく仕上げられます。
• 初心者向けながら高密度なディテール
組みやすさとディテールの両立。
情報量も適度で、初めてのHGUCでも満足度の高い仕上がりに。
• 豊富な武装とプレイバリュー
ビームライフル、バズーカ、シールド、フィン・ファンネルなど多彩な装備を搭載。
フィン・ファンネルの展開ギミックも搭載されています。
商品概要・特徴
本キットは、小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』に登場するアムロ・レイ専用機「Hi-νガンダム」を立体化。
出渕裕氏によるリファインデザインを忠実に再現した完全新規設計のHGUCです。
特徴的なポイント
• 白とブルーを基調とした鮮やかなカラーリング
• 背部にフィン・ファンネルラック、スタビライザー、プロペラントタンクを装備
• HGUC「逆シャア」シリーズを締めくくる記念的なキット
発売情報・価格
• 発売日:2009年6月
• 価格:2,420円(税込)
• HGUCシリーズ番号:No.095
• 再販状況:定期的に再販され、現在も入手可能
商品仕様
• スケール:1/144
• 成型色:ホワイト、ライトブルー、ガンメタ、シルバー、クリアブルー
• 材質:PS樹脂(EパーツのみABS樹脂)
• ランナー数:8枚(ポリキャップ含む)
• ポリキャップ:PC-132AB
付属品
• ビーム・ライフル
• ニュー・ハイパー・バズーカ
• シールド
• ビーム・サーベル刃(長×1、短×1)
• フィン・ファンネル×6(うち2基のみ可動)
• 専用ハンドパーツ(武器持ち手左右、ライフル持ち手右)
• ホイルシール・マーキングシール
可動ギミック
関節構造
• 首:1軸+ボールジョイント
• 肩:2軸ピン+ポリキャップ
• 腰:ボールジョイント接続
• 膝:二重関節
特殊ギミック
• フィン・ファンネルは左右各1基が展開可能
• ラック基部の可動により着脱可能
• スタビライザー・プロペラントタンクは上下可動
パッケージ・ランナー構成

パッケージ:HG標準よりやや大きめ
ランナー構成
• Aランナー:多色成型(武装や外装)
• Bランナー:ホワイト(胴体・頭部など)
• Cランナー:ホワイト(ファンネルラック)
• Dランナー×2:ブルー(装甲)
• Eランナー:ABS製ガンメタ(関節・内部フレーム)
モデリング解説
色分け
シールドや本体主要部は優秀。武器類やタンク基部は塗装推奨。
合わせ目
本体は目立たない設計だが、武器類やプロペラントタンクに処理が必要。
モデルとしての評価
• プロポーション:当時基準で良好。やや細身だがバランスは良い。
• 色分け:HGとしては非常に優秀、特にシールドの出来が秀逸。
• 可動性:必要十分。ただしバックパックの重量で安定性は低め。
• 弱点:ファンネルの可動は2基のみ、武器の色分け不足、関節設計は古め。
市場評価
2021年発売のRG版登場以降は影が薄くなったものの、初心者向け入門機としては依然優秀。改造ベースとしても人気です。
結論・総評
HGUC Hi-νガンダムは、2009年発売ながら今でも十分通用する高い完成度を持ったキットです。
初心者には組みやすさと完成度の高さ、中級者以上には改造ベースとしての拡張性を兼ね備えた「堅実なHi-ν入門キット」と言えるでしょう。
総合評価:⭐️⭐️⭐️⭐️(コストパフォーマンスに優れる優秀キット)
