HGIBO 1/144 グレイズ(一般機/指揮官機)詳細レポート

HG
画像©創通・サンライズ©BANDAI SPIRITS

はじめに

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場する量産型MS「グレイズ」。
鉄血シリーズの量産機といえば、このグレイズを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、バンダイから発売されている HG 1/144 グレイズ(一般機/指揮官機) の詳細を徹底調査。
初心者から上級者まで楽しめるポイントを整理しつつ、その魅力を紹介していきます。

主なおすすめポイント

HGグレイズは「初心者に優しい高完成度キット」として高い評価を得ています。
主な魅力は以下の通りです。

『価格の手頃さ』
税込1,100円という圧倒的なコストパフォーマンス

『組み立ての簡単さ』
素組みなら約1時間で完成、成型色による色分けも優秀

『2種類の再現』
一般機と指揮官機の2形態を差し替えで再現可能

『内部フレーム構造』
外装を外して楽しめる本格仕様

『安定した自立性』
ヒール型の脚ながらバランス良好

商品概要・特徴

• 商品名:HG 1/144 グレイズ(一般機/指揮官機)

• 作品:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

• 機体解説:ギャラルホルンが開発した主力量産型MS。
グレイズ・フレームを採用し、汎用性と拡張性に優れた機体。名称は北欧神話の「ラーズグリーズ」に由来しています。

発売情報・価格

• 発売日:2015年10月

• メーカー希望小売価格:1,100円(税込)

• 現在の市場価格:約2,300~3,840円(再販はあるが依然として品薄気味)

商品仕様

• スケール:1/144

• 全高:約13cm(設定上は17.8m)

• 材質:PS・PE(接着剤不要)

• 成型色:グリーン系3色+グレーのミリタリー調

• ランナー数:6枚(成型品6枚、PC-002使用、ホイルシール1枚、説明書1枚)

付属品

• 武装:120mmライフル、バトルアックス(9.8m)

• オプション:宇宙用ブースターユニット×2、指揮官機用アンテナ付き頭部パーツ

• その他:ハンドパーツ(握り手・平手)、センサー用ホイルシール

可動ギミック

• 頭部:2重ボールジョイントで広い可動。索敵状態の再現ギミックあり。

• 胴体:胸部上下スイング+腰ボールジョイント。

• 腕部:肩スイング・肘二重可動・手首ロールあり。

• 脚部:股関節スイング機構・二重膝可動・足首の柔軟な動き。

• その他:腰部や宇宙用ブースターは2軸スイングで可動性良好。

パッケージ・ランナー構成

画像©創通・サンライズ©BANDAI SPIRITS

標準的なHGシリーズの箱仕様。

成型色による色分けが優秀で、シールの使用は最低限に抑えられています。

モデリング解説

色分け

• 成型色だけで高い完成度を実現。塗装必須箇所はほぼなし。

• 黄色センサー部のみシール対応。

合わせ目

• 気になるのは スネ装甲の合わせ目。後ハメ加工や接着・ヤスリがけ推奨。

• 頭部や腕部は合わせ目が目立たない優秀な設計。

塗装要素

• フレームを2色塗り分けるとリアル感が増す。

• 胸部リアクターはクリアイエロー重ね塗りがおすすめ。

モデルとしての評価

• 素組み評価:1,100円とは思えない完成度で、初心者にも安心。

• 組みやすさ:ランナーが柔らかく、切り出しやすい。

• 人気度:レビューでも高評価多数。「量産機でここまで優秀なのは珍しい」との声も。

• バリエーション展開:多数の派生機体がキット化。ザクⅡに相当する存在感を持つ。

総評

HG 1/144 グレイズ(一般機/指揮官機)は、初心者から上級者まで幅広くおすすめできる名作キットです。

・手頃な価格で2機体再現可能

・色分けが優秀で素組みでも完成度高し

・内部フレーム再現で作る楽しさあり

・可動性と安定性が両立

一方で、スネの合わせ目処理や入手難易度には注意が必要。

それでも「鉄血のオルフェンズ」を象徴する量産機として、そしてガンプラ初心者の入門機としても最適な一体です。

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