
はじめに
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』に登場するRGM-79 軽キャノンが、HGシリーズで遂に立体化!
本記事では、劇中設定や可動性能、組みやすさ、モデリングの見どころまで詳しくレビューしていきます。
量産機好きや可動重視派のモデラーにとって見逃せない内容です。
主なおすすめポイント
『劇中の動きを忠実に再現』
関節構造に徹底的にこだわった設計により、軽キャノン特有の俊敏なアクションを滑らかに再現。
膝立ちや射撃姿勢など、幅広いポージングに対応します。
『初心者にも優しい組みやすさ』
HGシリーズ標準のパーツ構成で、素組みなら約3時間ほどで完成。
丁寧に組んでも7時間程度と手頃な難易度です。
『素組みでも高完成度』
成形色とシールの色分けが非常に優秀で、未塗装でも劇中イメージに近い仕上がり。
塗装なしでも十分映える完成度を誇ります。
『高可動域&安定性』
最新HGフォーマットをベースに、安定した保持力を備えています。
複雑なアクションポーズも余裕で再現可能です。
商品概要・特徴
軽キャノンは、地球連邦軍が白いガンダムを失った後、起死回生の量産型MSとして開発された機体。
「ガンキャノン」をベースにしつつ、ガンダムの白兵戦能力を融合した設計が特徴です。
重装甲と高機動性を両立させ、「軽量キャノン」という新たなコンセプトを体現しています。
劇中ではセイラ・マスが搭乗し、ドズル・ザビ中将を撃破したという設定もあり、その戦闘能力の高さがうかがえます。
発売情報・価格
• 発売日:2025年7月5日(一般店頭)
• 価格:2,200円(税込)
• メーカー:バンダイ スピリッツ
• 再販予定:2025年12月、2026年2月予定
• 限定版:セイラ専用軽キャノン(プレミアムバンダイ限定)2,530円
プレバン限定のセイラ専用機はトリコロールカラーで、スタンダード版とは異なる配色が特徴です。
商品仕様
• スケール・サイズ
• 1/144スケール。全高約130mmで標準的なHGサイズ。
• 成形色・素材
赤を基調に、ホワイト・イエロー・オレンジがアクセント。柔軟なKPS樹脂製でポリキャップレス構造です。
• ランナー構成
A〜E、SB-13の全9枚構成。イロプラ成形により、色分け再現度も高めです。将来的なカラバリ展開も期待できる構成となっています。
付属品
• ビームライフル(スコープ可動)
• ビームサーベル×1(蛍光ピンク)
• 平手ハンドパーツ(左右)
• ホイルシール
• 肩部ビームキャノン砲(可動式)
アクションベース対応のジョイント穴もあり、ダイナミックなディスプレイが可能です。
可動ギミック
• 腕部:二重関節で広い可動域を実現。
• 胴体:柔軟にひねることが可能で、自然な姿勢が再現できます。
• 脚部:膝立ちも余裕の可動性能。
• キャノン砲:上下約−20〜45度の可動範囲で射撃ポーズ自在。
全体として最新フォーマットらしい滑らかな可動を実現しています。
パッケージ&ランナー

パッケージは第二次ソロモン会戦をイメージした宇宙戦デザイン。
ランナー構成は細かく、将来的な派生機展開を見越した仕様。説明書には塗装ガイドや内部メカ表現も記載されています。
モデリングポイント
• 成形色による色分けが非常に優秀。
• 胸部・肩部はパーツ分割での色再現、オレンジ部はシール対応。
• 合わせ目処理は少なめで、胸部側面や脚部の一部のみ。
• 塗装例ではエアブラシを使った精密仕上げや、トリコロールカラー仕様も人気。
• ウェザリング・パネルライン追加で情報量を増やすとより映える仕上がりになります。
素組み評価と人気
• 素組みの完成度:★★★★★
• 組みやすさ:★★★★★
• 可動性能:★★★★☆
• コスパ:★★★★★
初心者から上級者まで満足度の高い完成度を誇る一品。
量産機のカスタムやジオラマにも適しており、特にセイラ専用機カラーは塗装テーマとして人気が高まっています。
総評
HG 1/144 軽キャノンは、「機動力と火力のバランス」という設計思想を見事に立体化した名キット。
素組みでの完成度・組みやすさ・可動性、いずれも高水準でまとまっており、価格以上の満足度を得られます。
量産機好きや初めてのHG製作にも最適な一体。塗装派・ディテール派・ジオラマ派、すべてのモデラーにおすすめできる万能キットです。

