
はじめに
HGアストレイ系キットの中でも、完成度・可動・ギミックの三拍子が揃った名作として評価が高いのが「HG 1/144 ガンダムアストレイブルーフレーム セカンドL」です。
2013年発売ながら、現在のHG基準で見ても見劣りしない設計と、タクティカルアームズの3形態変形という唯一無二の武装ギミックを備え、アストレイシリーズを代表する存在となっています。
本記事では、HG ガンダムアストレイブルーフレーム セカンドLについて、商品仕様・色分け・可動性能・組みやすさ・塗装ポイント・評価までを網羅的に解説します。購入検討中の方や、制作前の下調べとしてぜひ参考にしてください。
商品概要
「HG 1/144 ガンダムアストレイブルーフレーム セカンドL」は、外伝作品『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』に登場する機体を立体化したHigh Gradeキットです。
パイロットは傭兵部隊サーペントテールのリーダー、叢雲劾(ムラクモ・ガイ)。旧ブルーフレームが受けた戦闘ダメージを改修し、より実戦向けに再設計されたのがセカンドLです。
本キットは1/144スケールにおけるセカンドL初の完全新規造形であり、旧来のアストレイHGとは一線を画すプロポーションと可動性を実現しています。
主なおすすめポイント
タクティカルアームズの3形態変形ギミック
最大の特徴は、背部武装「タクティカルアームズ」の存在です。
• フライトフォーム(飛行形態)
• ソードフォーム(巨大実体剣)
• ガトリングフォーム(銃形態)
これら3形態への変形が差し替えなしで可能という、HGとしては非常に贅沢なギミックを搭載しています。
遊びの幅が広く、ディスプレイの自由度も高い点は本キット最大の魅力です。
素組みでも高い完成度
プロポーション、可動域、組みやすさのバランスが非常に良好で、素組み状態でも十分に満足できる完成度を誇ります。
HGCE表記こそありませんが、実質的にはHGCEクラスといえる品質で、旧アストレイHGからの進化は明確です。
また、この素体は後続のアストレイ系HGキットのベースとしても使用され、シリーズの基準を確立しました。
発売情報・価格
• 発売時期:2013年5月
• 価格:1,870円(税込)
商品仕様
• スケール:1/144
• ランナー数:8ランナー
• 材質:PS・PE
• パッケージサイズ:約29.8×18.8×6.8cm
• 重量:約327g
• ポリキャップ構成:
青色のPC-001ポリキャップを基調に採用。
機体カラーと自然に馴染むため、可動部が露出しても違和感が少ない設計です。
付属品
• タクティカルアームズ(3形態対応)
• アーマーシュナイダー×2
• タクティカルアームズ用スタンド
• 平手パーツ(左右)
• ホイルシール
• テトロンシール(マーキング用)
• カラー組立説明書
成型色・色分け解説
基本成型色
ブルー、ホワイト、オレンジ、ブラック、グレーを中心に構成され、HGとしては色分け精度が高い部類です。
各部位の特徴
• 頭部:合わせ目なし。センサー部はシール補填
• 胴体:パーツ分割による色分けが非常に良好
• 肩周り:シール使用箇所が多く、塗装派は要調整
• 腕部:二の腕ホワイト部はシール前提設計
• 脚部:装甲に合わせ目が出ない優秀な設計
• タクティカルアームズ:オレンジ部はシール補填が多め
パッケージ

塗装・加工のポイント
優先的に塗装したい箇所
1. 指(高優先度)
2. タクティカルアームズのオレンジ部
3. 肩周りのシール多用部
4. タクティカルアームズのグリップ部(合わせ目処理)
シール対策
ホイルシールの使用量はやや多めですが、
水転写デカール「ガンダムデカールDX 03(SEED系)」の併用により、情報量と質感を大きく向上させることが可能です。
可動性能・ギミック解説
首・肩・肘・腰・脚部すべてにおいて、HGとして非常に優秀な可動域を確保。
膝立ちや大きな前傾姿勢も無理なく再現できます。
タクティカルアームズの安定性
• フライトフォーム:スタンド必須
• ソードフォーム:補助スタンド推奨
• ガトリングフォーム:自立可能
重さはあるものの、付属スタンドを使えば安定した展示が可能です。
総評・評価
HG ガンダムアストレイブルーフレーム セカンドLは、2013年発売とは思えない完成度を誇る名キットです。
• プロポーション:★★★★☆
• 可動性:★★★★★
• カスタマイズ性:★★★★☆
• 総合評価:★★★★☆(4.5 / 5)
タクティカルアームズの重さやシール量といったクセはありますが、それを補って余りある魅力を持っています。
アストレイファンはもちろん、可動重視・ギミック重視のHGを探している方にも強くおすすめできる一体です。

