
はじめに
『ガンダム Gのレコンギスタ』の主役機「ガンダム G-セルフ」をHGで立体化したHG 1/144 ガンダム G-セルフ(大気圏用パック装備型)。
特徴的なフォトン装甲をUV発光素材のクリアパーツで再現し、大気圏用パックによる飛行形態まで楽しめる個性的なキットです。
本記事では、キットの仕様・可動・造形・素組み評価からモデリングのポイントまでを詳しく解説していきます。
主なおすすめポイント
• テレビ版・劇場版双方で活躍する主役機「G-セルフ」を1/144スケールで立体化
• UV発光素材を使用したフォトン装甲により、ライトアップ時の存在感が抜群
• 大気圏用パックを装備した状態を再現でき、劇中イメージをそのまま楽しめる
• 別売の宇宙用パックやパーフェクトパックと組み合わせることで換装遊びも可能
商品概要・特徴
HG 1/144 ガンダム G-セルフ(大気圏用パック装備型)は、『ガンダム Gのレコンギスタ』に登場する主人公機をHGシリーズで商品化したキットです。
本商品では、大気圏内飛行を想定した大型バックパックを装備した形態が基本となっており、飛行シーンや戦闘シーンをイメージしたディスプレイが可能です。
最大の特徴は、全身に配置されたフォトン装甲。UV発光素材のクリアパーツを多用することで、内部フレームとのコントラストが際立つ独特の外観を実現しています。
武装もビーム・ライフル、ビーム・サーベル、シールドと一通り揃っており、HGとして標準的なプレイバリューを備えています。
発売情報・価格
• 初回発売日:2014年9月20日
• 希望小売価格:1,760円(税込)
発売から年数が経っているため、通販や中古市場では価格にばらつきがありますが、主役機HGとしては比較的手に取りやすい価格帯です。
商品仕様
• スケール:1/144
• 成型色
内部フレーム:グレー、ブラック
外装:ホワイト、ブルー、レッド、イエロー
• 材質:PS(ポリスチレン)
• 特徴素材:フォトン装甲部にUV発光素材のクリアパーツを使用
• ランナー数:本体+大気圏用パックで約8枚前後(クリアパーツ含む)
付属品
• ガンダム G-セルフ本体(大気圏用パック装備)
• ビーム・ライフル
• ビーム・サーベル×2
• シールド
• ホイルシール
• 組立説明書
可動ギミック
首・腕・脚部はボールジョイントと軸接続を組み合わせた構成で、基本的なポージングには対応しています。
ただし、肩アーマーや腰構造の影響で可動域は控えめで、特に脚部のハの字開脚は苦手な印象です。
背部の大気圏用パックは主翼やスラスターが可動し、飛行形態を意識した演出が可能。
また、股下には3mmジョイント穴が設けられており、アクションベースを使用したディスプレイにも対応しています。
パッケージ・ランナー構成

パッケージはHGシリーズ標準サイズで、大気圏用パックを装備したG-セルフが大きく描かれたデザイン。
ランナー構成は以下のようになっています。
• 内部フレーム用ランナー
• 外装用ランナー(ホワイト・ブルー・レッドなど)
• フォトン装甲用クリアパーツランナー
• 武器・大気圏用パック専用ランナー
モデリング解説(色分け・合わせ目・塗装)
色分け
内部フレームの色分けは良好で、素組みでも立体感があります。
外装も主要カラーは成型色で再現されていますが、細部はホイルシール頼みとなるため、貼り込み量はやや多めです。
フォトン装甲のクリアパーツは、内部フレームとのコントラストを活かした設計になっています。
合わせ目
頭部・肩・胸部・脚部・武装と、全体的に合わせ目が多く、素組みでは目立ちやすい構造です。
特に胴体側面や脚部、ライフルは処理の有無で完成度に差が出やすいポイントです。
塗装・加工ポイント
• フォトン装甲内部をスミ入れし、UVライトで発光させる定番仕上げ
• 胴体や頭部を2トーン塗装で情報量アップ
• スラスター内部をイエローやオレンジで塗装し発光感を強調
• 合わせ目消し+軽いスジ彫り追加で設定画に近づける加工
モデルとしての評価(素組み・人気)
素組み評価
• 内部フレームの色分けは良好
• 外装や武装の色分け不足、合わせ目の多さが気になる
• 可動域は控えめだが、ディスプレイ時の存在感は高い
人気・評価傾向
• MG化されていない主役機として、HGながら根強い人気
• 塗装や加工で大きく化けるため、モデラー向けキットとして評価が高い
結論・総評
HG 1/144 ガンダム G-セルフ(大気圏用パック装備型)は、
UV発光素材と独特のデザインを活かしたディスプレイ重視の主役HGです。
メリット
• 主役機らしい存在感
• フォトン装甲のUV発光演出
• 換装による拡張性
デメリット
• 合わせ目が多く、可動域は控えめ
• 完全再現には塗装や加工がほぼ必須
素組み派にはやや難易度が高い一方、
「手を加えて完成度を高めたいモデラー」には非常にやりがいのある一体と言えるでしょう。

