
はじめに
HG 1/144 ガンダムレギルスは、『機動戦士ガンダムAGE』に登場するヴェイガン陣営の最終盤を象徴するガンダムタイプMSです。
「ヴェイガンのガンダム」という異色の設定と、獣的なフォルム、そして高い完成度を誇るHGキットとして、発売から10年以上経った現在でも根強い人気を誇ります。
本記事では、HG 1/144 ガンダムレギルスのキット内容・可動・色分け・組み立てやすさ・モデリング適性までを徹底的にレビューしていきます。
HG 1/144 ガンダムレギルスとは
HG 1/144 ガンダムレギルスは、2012年9月22日にバンダイから発売された『機動戦士ガンダムAGE』シリーズのプラモデルです。
本機は、鹵獲されたガンダムAGE-3を徹底解析し、ヴェイガンの最高技術であるEXA-DBのデータを融合して完成した機体で、「ヴェイガンのガンダム」という唯一無二の立ち位置を持っています。
ヴェイガン最高指導者フェザール・イゼルカント専用機として開発され、のちに後継者ゼハート・ガレットへと引き継がれる、物語上でも非常に重要なモビルスーツです。
商品仕様・基本データ
• スケール:1/144
• 全高:約13cm
• 発売日:2012年9月22日
• 価格:1,650円(税込)
• ランナー:成形品7枚+ポリキャップ
• 成形色:ホワイト/レッド/ブルー/イエロー/グレー
• シール:ホイルシール1枚
HGとしては色分けが非常に優秀で、トリコロールカラーはほぼ成形色のみで再現されています。
付属品・武装一覧
• レギルスライフル
• レギルスシールド(ビット射出再現可)
• レギルスキャノン(尾部ユニット)
• ビームサーベル刃×2
• ハンドパーツ一式(握り手、平手、武器持ち手)
• スタンド接続パーツ
• ホイルシール
特にシールドと尾部キャノンは、レギルスらしさを強く演出する重要な装備です。
パッケージ

可動性能とギミック解説
上半身・腕部
• 首:二重ボールジョイントで上下左右に良好
• 肩:前方スイング+多軸構造
• 肘:二重関節で深く曲がる
• 手首:ボールジョイントで柔軟
獣的なシルエットながら、ポージングの自由度は非常に高いです。
下半身
• 股関節:ボールジョイント接続(開脚は控えめ)
• 膝:二重関節で立膝可能
• 足首:前後スイング+ボールジョイント
安定感があり、アクションポーズでも自立しやすい設計です。
背部・変形ギミック
• 背部ウイング:ボールジョイントで大きく可動
• レギルスキャノン:基部から8軸可動
• レギルスコア:胸部から完全分離可能
HGながら、ギミック密度は非常に高く、遊び応えがあります。
色分けと塗装ポイント
素組みでの完成度
成形色による色分けはHGとして非常に優秀で、シールを併用することで劇中イメージにかなり近づきます。
シール箇所
• 頭部カメラアイ(2種選択)
• 額センサー
• 胸部ビームバスター
• 腰部アーマー
• 肘・ダクト部
塗装推奨ポイント
• こめかみバルカン(グリーン)
• 各部スリットダクト(イエロー)
• 全体のスミ入れ
• メタリック/パール塗装による質感アップ
部分塗装だけでも完成度は大きく向上します。
合わせ目と工作難易度
合わせ目が出る箇所は以下の通りです。
• 頭部メット
• 前腕
• 大腿部
• 膝下
• 尾部キャノン
いずれもパーツ分解が可能で、合わせ目消しの難易度は低め。
段落ちモールド化するのもおすすめです。
組み立てやすさ・初心者適性
• パーツ点数が少なめ
• ランナー構成がシンプル
• ポロリが少ない
初心者でも1~2日で素組み完成が可能で、HG入門機としても優秀です。
市場評価・人気の理由
ガンダムAGE系HGの中でも特に人気が高く、近年も定期的に再販されています。
人気の理由
• 「ヴェイガンのガンダム」という独自設定
• イゼルカント/ゼハート搭乗機という物語的重要性
• 分離・展開ギミックの豊富さ
• 素組みと塗装、両方で楽しめるバランス
総評
HG 1/144 ガンダムレギルスは、素組み完成度・可動・ギミック・塗装発展性のすべてが高水準でまとまった名キットです。
AGEシリーズの中核を担う機体であり、設定・デザイン・プラモデルとしての出来、いずれを取っても評価は非常に高いと言えます。
最終評価:★★★★★(5/5)
初心者のステップアップにも、上級者の作り込みベースにも最適な一体です。

