
はじめに
『機動戦士ガンダムSEED』終盤に登場するラスボス機体、プロヴィデンスガンダム。
その重厚なシルエットとドラグーン満載のバックパックをHGで再現したのが「HG SEED 1/144 R13 プロヴィデンスガンダム」です。
2004年発売キットをベースに、成型色変更やマーキングシール、アクションベース対応ジョイントを追加したリニューアル版で、古い設計ながら現在でも十分楽しめる魅力を持っています。
本記事では、キットの特徴・可動・付属品・モデリングポイントなどを詳しく紹介します。
主なおすすめポイント
■ラスボス機らしい重厚なマッシブ体型と大型バックパックで迫力のシルエット
■約20年前の設計ながら優秀な色分けで素組みでも見栄えが良い
■ドラグーンユニットは全基着脱可能でディスプレイの自由度が高い
■リニューアル仕様としてマーキングシールとアクションベース対応ジョイントが追加
商品概要・特徴
HG 1/144 R13 プロヴィデンスガンダム(ZGMF-X13A)は、『機動戦士ガンダムSEED』に登場するラウ・ル・クルーゼの搭乗機を再現したHGキットです。
背部に多数のドラグーンを備える巨大バックパックが最大の特徴で、劇中でも圧倒的な存在感を放つラスボス機体として描かれました。
本キットは2004年に発売されたHGキットをベースに、2012年版として以下のリニューアルが施されています。
・成型色を劇中イメージに近いカラーへ変更
・新規マーキングシールの追加
・アクションベース対応ジョイントパーツを追加
古めの設計ながら、肩裏スラスターや関節ケーブルのパーツ分割など、見た目重視の構造が採用されています。
発売情報・価格
・発売日:2012年2月25日(R13リニューアル版)
・メーカー希望小売価格:1,650円(税込)
商品仕様(スケール・成型色・材質)
・スケール:1/144(HG SEEDシリーズ)
・成型色:ホワイト外装 ネイビー/パープル系装甲 メタリックグレー関節・ケーブル
劇中のイメージに近いカラーリングが再現されており、塗装なしでも高い完成度になります。
・材質:PS(HG標準プラスチック) ポリキャップ構造
ランナー構成(概略)
・外装カラーランナー(白・紺・紫)
・関節・ケーブル用メタリックグレーランナー
・武装・バックパック用ランナー
・ポリキャップランナー
シール
・ホイルシール(カメラアイ・センサー)
・マーキングシール(R13版で追加)
付属品
武装・パーツ
・ビームライフル
・シールド兼ビームサーベルユニット
・大型ビームサーベル刃(クリアパーツ)
・ドラグーンユニット一式
ジョイント
アクションベース対応ジョイントパーツ
シール
・センサー用ホイルシール
・マーキングシール
ドラグーンユニットはバックパックや腰部に装備され、すべて着脱可能となっています。
可動ギミック
本体可動
可動は当時のHG標準レベルで、
肩、肘、股関節、膝
など基本的なポーズは問題なく取れます。
素立ちや軽いアクションポーズには十分対応可能です。
また、ふくらはぎスラスターがスイング可動し、推進機構のディテール表現にも一役買っています。
ドラグーン・バックパック
背部バックパックには多数のドラグーンを装備。
ドラグーンはすべて取り外し可能、腰部ドラグーンも着脱可能。
展開状態をイメージしたディスプレイが楽しめます。
自立性
大型バックパック装備ながらパーツが比較的軽量なため、装備状態でも自立しやすいのが特徴です。
パッケージ

モデリング解説
色分け・シール
外装の色分けは非常に優秀で、
ホワイト、ネイビー、パープル、グレー
といったカラーがほぼパーツ分割で再現されています。
外装補色用の大きなシールはほぼ不要で、素組みでも完成度が高いキットです。
また、関節やケーブルがメタリックグレー成型になっており、塗装しなくても質感が良い点も魅力です。
合わせ目
古いHG設計のため、合わせ目はやや多めです。
主な箇所
上腕、前腕、太、 脛、ビームライフル
目立つ部分を処理するだけでも完成度が大きく向上します。
塗装・加工の例
部分塗装
目を蛍光塗料で塗装するとフェイスの印象が大幅に向上 マスクのスリットを強調しすぎないことでバランスの良い顔立ちに
成型色仕上げ
スミ入れだけでも情報量が増える メタリックグレー関節を活かすことで金属フレーム風の雰囲気に
軽い改造例
フロントアーマーを左右独立可動化や頭部パーツの整形など、
少し手を加えるだけでも完成度がさらに高まります。
モデルとしての評価
素組み評価
色分けが優秀で完成度が高く、シールに頼らなくても十分見栄えする。
一方で、
合わせ目が多い、可動域は最新HGより狭い
といった古い設計ならではの弱点もあります。
人気・再販
SEEDのラスボス機体ということもあり、再販のたびに注目されるキットです。
ドラグーン満載の独特なシルエットも人気の理由となっています。
総評
HG SEED R13 プロヴィデンスガンダムは、
「古い設計ながらシルエットと色分けで今でも楽しめるラスボスHG」
と言えるキットです。
『ドラグーン満載の迫力あるバックパック』 『優秀な外装色分け』 『メタリックグレー関節による質感』
これらの要素により、素組み+スミ入れ程度でも非常に映える仕上がりになります。
合わせ目や可動など古さはあるものの、
SEEDシリーズを揃えたい方、ドラグーン装備の機体が好きな方、ラスボス機体の存在感を楽しみたい方には今でも十分おすすめできるHGキットです。

