HG SEED 1/144 スターゲイザーガンダム 詳細レポート|光輪エフェクトと独創的デザインを徹底解説

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画像©創通・サンライズ©BANDAI SPIRITS

はじめに

HG SEED 1/144 スターゲイザーガンダムは、数あるガンプラの中でも異彩を放つ存在です。

戦闘用ではなく「深宇宙探査用MS」という設定から生まれた独特のデザイン、そして背部に備えられたリング状推進システム「ヴォワチュール・リュミエール」は、今なお多くのモデラーを惹きつけ続けています。

本記事では、HGスターゲイザーガンダムのキット内容、可動や造形、塗装・加工ポイント、そして総合評価までを詳しく解説していきます。

主なおすすめポイント

HG スターゲイザーガンダム最大の魅力は、ヴォワチュール・リュミエール(惑星間推進システム)の光輪エフェクトパーツの再現度にあります。

このエフェクトパーツには金属シャフトが使用されており、ステンレス製の軸によって角度調整が可能。さらに、ブラックライトを照射すると実際に発光するクリアーパーツとなっており、視覚的なインパクトはHGシリーズ屈指です。

また、全身のスリット部分には発光状態用ゴールドホログラムシールが付属。通常状態のブラックシールとの選択式となっており、非戦闘用MSならではの静かな世界観と、劇中の発光演出のどちらも再現できます。

加えて、当時のSEED系HGの中でも頭部造形とプロポーションの完成度が非常に高い点も評価ポイントです。合わせ目が控えめで、素組みでも完成度が高く、さらにトーラスの複数形態ギミックによって、他のキットでは味わえないディスプレイ表現が可能となっています。

商品概要・特徴

スターゲイザーガンダム(GSX-401FW)は、『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER-』に登場する、深宇宙探査開発機構(D.S.S.D)初の宇宙探査用モビルスーツです。

セレーネ・マクグリフとソル・リューネ・ランジュが搭乗し、火星軌道以遠での探査活動を目的として開発されました。

最大の特徴は、背部に装備されたリング状構造体「トーラス(ヴォワチュール・リュミエール)」。これは推進装置であると同時に、スターゲイザーを象徴するデザイン要素でもあります。

全身に配置された発光スリットはヴォワチュール・リュミエールのサブシステムという設定で、SF的な美学と機能美を強く感じさせる機体となっています。

発売情報・価格

• 初版発売日:2006年11月24日

• 当時の定価:1,760円

• メーカー:バンダイ(現バンダイスピリッツ)

現在はプレミア価格で流通しており、通販サイトでは1万円前後で取引されることもあります。

商品仕様

• スケール:1/144

• 成型色:ホワイト、ライトグレー、ダークグレー、イエロー、レッド

• 材質:ABS、PVC(ポリキャップ)

• 色分け:概ね良好。発光スリットはシール処理

• 可動:ボールジョイント、ダブルボールジョイント採用

ホワイト主体の成型色により、プロトタイプ機らしい無機質で洗練された印象を受けます。

付属品

• ビームガン KSM71/J

• ヴォワチュール・リュミエール 光輪エフェクトパーツ

• 簡易スタンド

• シール2種(通常用/発光状態用)

• 手首パーツ×2

武装がビームガンのみという点も、探査機という設定を忠実に反映しています。

パッケージ

画像©創通・サンライズ©BANDAI SPIRITS

可動ギミック

最大のギミックは、背部トーラスの形態変化です。

円形状態、U字状、底面配置など複数の形態を再現でき、アーム部も回転・スイングが可能。トーラスの向きを自在に変更できます。

各部の可動は当時のHGとしては標準以上で、肘・膝は90度以上可動。腰部は360度回転可能で、トーラス装備状態でも十分な可動性を確保しています。

モデリング解説

色分けとシール

全身スリットはシール処理となっており、以下の2択になります。

• 通常状態:ブラックシール

• 発光状態:ゴールドホログラムシール

どちらを選ぶかで完成後の印象が大きく変わるため、好みに応じた選択が重要です。

合わせ目と処理

合わせ目は比較的少なく、多くが段落ちモールド化されています。

特にトーラス部分は合わせ目がほぼ出ない構成で、組み立てやすさも良好です。

塗装ポイント

• 額の赤:部分塗装推奨

• 頬ダクト内部:グレー塗装

• 発光スリット:ゴールド系で塗装する場合はマスキング必須

発光ラインを塗装すると、スターゲイザーらしさが一気に引き立ちます。

モデルとしての評価

素組み評価

素組みでも完成度は非常に高く、ホログラムシールによる発光表現は圧巻です。

頭部造形と全体プロポーションは、SEED系HGの中でも特に評価が高いポイントです。

可動性と安定性

背部トーラスの重量により重心は後方寄りですが、自立は可能。

肩のABSボールジョイントはやや弱めなので、取り扱いには注意が必要です。

ディスプレイ性能

ブラックライト下で発光する光輪エフェクトは唯一無二の存在感を放ちます。

トーラスの形態変化により、同一キットでも多彩な展示が楽しめます。

結論・総評

HG SEED 1/144 スターゲイザーガンダムは、ガンプラの中でも屈指の個性派キットです。

戦闘用MSとは一線を画す設定、美しい白基調のデザイン、そしてヴォワチュール・リュミエールの圧倒的な存在感は、20年近く経った今でも色褪せません。

素組み派にも、塗装・改修派にも対応できる懐の深さを持ち、初心者から上級者まで幅広く楽しめる名キットです。

個性的なガンダム、設定重視のMS、エフェクト表現を楽しみたい方には、間違いなくおすすめできる一体です。

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