
はじめに
HGCE 1/144 フォースインパルスガンダムは、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』を代表する主役機のひとつです。
2004年発売の旧HGから12年の時を経て、2016年に完全新規設計のREVIVE版として登場しました。
本記事では、HGCEフォースインパルスガンダムのプロポーション、分離・合体ギミック、可動性能、色分けや塗装ポイントまでを詳しくレビューし、キットとしての完成度を徹底的に解説します。
主なおすすめポイント
HGCE フォースインパルスガンダム最大の魅力は、細身でスタイリッシュなプロポーションと、差し替えなしで再現された分離・合体ギミックの両立にあります。
HGCE(REVIVE)シリーズ最新フォーマットを採用し、ABSレス設計によって塗装時の破損リスクを軽減。KPS素材による関節構造と広い可動域、HGとは思えない高水準な色分けも特筆すべきポイントです。
商品概要・特徴
本キットは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する「フォースインパルスガンダム(ZGMF-X56S/α)」を1/144スケールで立体化したモデルです。
高機動戦闘用シルエット「フォースシルエット」を装備し、アーモリーワン防衛戦やユニウスセブン落下阻止など、劇中の名シーンを数多く再現できます。
HGフォーマットながら、チェストフライヤー、レッグフライヤー、コアスプレンダー、シルエットフライヤーへの分離、そしてMS形態への合体を完全差し替えなしで実現。
旧HGよりも構造は簡略化されつつ、遊びやすさと完成度が大幅に向上しています。
発売情報・価格
• 発売日:2016年6月18日
• 定価:1,944円(税込)/1,800円(税抜)
旧HGフォースインパルス(2004年発売)と比較すると価格は上昇していますが、フォースシルエットの完成度や可動・色分けの進化を考えれば、十分に納得できる内容です。
商品仕様
基本仕様
• スケール:1/144
• シリーズ:HGCE(REVIVE)
• メーカー:BANDAI SPIRITS
• 対象年齢:8才以上
成型色の特徴
• ホワイト:ややグレー寄りの落ち着いた白
• ブルー:淡めで清潔感のある青
• レッド:朱色寄りの赤
• イエロー:レモン色に近い明るい黄色
• グレー:ニュートラルグレー
• ブラック:フォースシルエット用パーツ
素材
• ABSレス設計
• 関節:KPS素材
• ポリキャップ:PC-002
ランナー数
• 全12ランナー構成
• ホイルシール1枚付属
付属品一覧
• 高エネルギービームライフル
• 機動防盾(シールド)
• ビームサーベル ×2
• コアスプレンダー
• シルエットフライヤー
• ディスプレイ用ジョイントパーツ
• ホイルシール
武装・付属品ともにHGとしては充実しており、劇中再現に必要な要素は一通り揃っています。
パッケージ

可動ギミック
HGCEフォーマットにより、全身の可動性能は非常に優秀です。
• 肩は高く上がり、前後スイングも自然
• 肘・膝は深く曲がり、アクションポーズに対応
• 腰は回転・前後スイングが可能
• 足首の可動域が広く、接地性も良好
フォースシルエットの主翼・下翼も可動し、飛行シーンの再現性も高くなっています。
モデリング解説(色分け・合わせ目・塗装)
色分け
素組み状態での色分けは非常に優秀で、本体はほぼ成型色のみで再現可能です。
胸部V字や膝モールド、ライフルセンサーなどはシールで補完されます。
合わせ目
• 前腕、膝下、ライフルに合わせ目あり
• 頭部や肩はモールドとして処理可能
• 後ハメ加工を行うことで、さらに完成度を高められます
塗装推奨ポイント
• 各部ダクト内部(グレー)
• 胸部CIWS砲口(ブラック)
• 装甲裏面(グレー系)
• コアスプレンダー/シルエットフライヤーはほぼ全塗装推奨
素組み評価・人気
素組みでの完成度は非常に高く、初心者でも満足できる仕上がりです。
ABSレス設計により塗装もしやすく、KPS関節によって見た目と耐久性のバランスも良好。
一方で、コアスプレンダーとシルエットフライヤーの色分け不足はやや惜しい点ですが、塗装前提であれば大きな問題にはなりません。
REVIVEシリーズの中でも評価が高く、現在も安定した人気を誇るキットです。
総評・結論
HGCE フォースインパルスガンダムは、HGクラスの中でもトップクラスの完成度を誇る名キットです。
スタイリッシュなプロポーション、差し替えなしの分離・合体ギミック、優秀な可動と色分けを高次元で両立しています。
素組み派から塗装・改修派まで幅広く楽しめる、非常にバランスの取れたキットと言えるでしょう。

