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主なおすすめポイント
2015年8月に発売されたHGCE フリーダムガンダムは、「ガンプラREVIVEシリーズ」の第3弾として登場しました。2003年発売の旧HGから12年ぶりの完全リニューアルとなり、最新の成型技術を活かした完全新規金型によって誕生したキットです。
大きな魅力は、組み立てやすさと可動性を両立したベストプロポーション。旧HGでは再現できなかったハイマット・フルバーストモードの再現が可能になり、ウイング展開状態でもバラエーナ砲を前方に向けられるようになっています。さらに、ビームサーベルの連結ギミックによって「アンビデクストラス・ハルバード」も再現可能です。
機体解説
フリーダムガンダムは、ザフトが開発した核動力搭載型MSです。ニュートロンジャマーキャンセラーの搭載により、従来のバッテリー駆動型MSを圧倒する稼働時間と出力を実現。特徴的な10枚の翼を展開するハイマットモードでは高機動戦闘を可能にし、マルチロックオンシステムによる「フルバーストモード」で多数の敵を同時攻撃できます。
その圧倒的な性能から『機動戦士ガンダムSEED』を代表する機体として高い人気を誇ります。
発売情報・価格
- 発売日:2015年8月8日
- 定価:1,980円(税込)
- 現在の相場:1,870円~2,280円程度
- ブランド:HGCE(ハイグレード・コズミック・エラ)
- 品番:No.192
商品仕様
- スケール:1/144
- 完成時全高:約12.5cm
- 成型色:ホワイト、ブルー、ダークブルー、レッド、イエロー、パープルグレー、グレー
- 材質:PS(KPS・ABS不使用)
- ポリキャップ:PC-002使用
- ランナー数:約10枚
付属品一覧
- MA-M20 ルプスビームライフル ×1(サブグリップ可動)
- ラミネートアンチビームシールド ×1
- MA-M01 ラケルタビームサーベル ×2(連結可能)
- 武器持ち手(左右)
- ホイルシール(ツインアイ・武器ラインなど)
可動ギミックの魅力
HGCE フリーダムは「REVIVEシリーズ」の名に恥じない優秀な可動範囲を持ちます。
- 頭部:ボールジョイントで自由度の高い可動
- 肩部:上下可動+引き出し式で大きく動かせる
- 腹部:二重関節で柔軟な前後スイング
- 腰部:ボールジョイントで旋回可能
- 脚部:二重膝関節で約180°可動
- 足首:つま先・アンクルアーマーも独立可動
さらに、ウイングや武装の展開ギミックも充実しています。
- バラエーナプラズマ砲:基部が可動し前方向へ展開可能
- クスィフィアスレール砲:伸縮・グリップ展開あり
- ウイング:個別可動でハイマットモードを再現
パッケージ・ランナー構成

パッケージアートは「フルバーストモード」を描いた迫力あるイラスト。背景にはジャスティスも登場しています。 ランナー構成は約10枚。複数色で色分けが進化し、旧HGから大きく改善されています。
モデリング・塗装解説
色分け状況
- 良好な色分け:胸部ダクト・襟・ウイングの濃紺部分など
- 要補完部分:バラエーナの赤ライン、ビームライフル青ライン、レール砲の赤部分など
合わせ目
- 頭部(前後分割)
- クスィフィアスレール砲(砲身)
- 前腕(ディテール化処理済み)
推奨塗装色
- レッド部:ガンダムレッド
- グレー部:ガンダムグレー
- ブルー部:SEEDブルー
- ホワイト部:ガンダムニューホワイト
実際に組んでみた評価
- プロポーション:小顔・脚長で現代的
- 色分け:HG最高レベル、RGに迫る完成度
- 可動性:REVIVE規格で安定
- 組み立て時間:初心者で約3時間、経験者なら1時間ほど
注意点
- 自立性:大きなウイングで後ろに倒れやすい
- サーベル柄:サイドアーマーから外れやすい
- 足裏:肉抜き穴あり(旧HGにはなかった仕様)
総評
HGCE フリーダムガンダムは、12年ぶりのリニューアルで「真のフリーダム」として甦ったキットです。
組み立てやすさ 高い可動性 豊富なギミック
これらの要素を兼ね備え、HG SEED系ガンプラの中でも最高峰の完成度を誇ります。
一部の塗装補完は必要ですが、ポージングの幅広さとギミック再現性は圧倒的。価格も1,980円と手頃で、初心者の入門キットとしても、コレクションの中心機体としても強くおすすめできる一品です。
