
はじめに
HGFC 1/144 マスターガンダム&風雲再起は、『機動武闘伝Gガンダム』屈指のカリスマキャラクター「東方不敗マスター・アジア」と、その愛馬「風雲再起」を同時に立体化した名作ガンプラです。
2011年発売という比較的古いキットでありながら、現在でも高い評価を受け続けており、HGFCシリーズの中でも完成度の高さが際立っています。
本記事では、キットの特徴・可動・付属品・モデリング面の注意点まで、購入前に知っておきたいポイントを網羅的にレビューしていきます。
HGFC 1/144 マスターガンダム&風雲再起とは
本キットは、『機動武闘伝Gガンダム』に登場する流派東方不敗の頂点に立つ男、マスター・アジアの搭乗機「マスターガンダム」と、モビルホース「風雲再起」をセットにしたHGFCシリーズ No.128の製品です。
Gガンダムという異色の世界観を、1/144スケールで真正面から立体化した意欲作であり、マスターガンダムは完全新規造形。汎用パーツの流用がなく、キャラクター性を重視した造形と設計が特徴です。
最大の魅力|HGFC屈指の可動性能と表現力
高可動なマスターガンダム
1/144スケールながら、HGFC標準を超える可動域を誇る点が最大の魅力です。
• 肩・股関節は広く可動し、躍動感のあるポージングが可能
• 肘・膝は二重関節構造で深く曲がる
• 胴体は大きくひねることができ、武術的な構えが自然に決まる
2011年製ながら、ポリキャップ(PC001)の保持力も良好で、経年による関節の緩みが出にくい点も高評価です。
ウイングシールドの差し替えギミック
マスターガンダム最大の特徴であるウイングシールドは、
• ノーマルモード
• アタックモード
の2形態を差し替えで再現可能。
劇中のマント展開・収納状態を簡単に切り替えられ、視覚的なインパクトも抜群です。
風雲再起が生み出す唯一無二のプレイバリュー
HGサイズでモビルホースが同梱されるという点は、他シリーズでも非常に珍しく、本キット最大の差別化ポイントです。
風雲再起自体の可動は控えめですが、
• 前脚のボールジョイント可動
• 後脚の飛節可動
• 首と尻尾の簡易可動
により、躍動感のある立ち姿が再現可能。
マスターガンダムを騎乗させることで、単体展示とは一線を画す迫力あるディスプレイが完成します。
発売情報、価格
• 製品番号:HGFC 128 1/144 GF13-001NHII
• 定価:¥2,860(税込)
• 発売日 :2011年8月18日
• 発売元 :バンダイスピリッツ
• シリーズ:HGFC (HGアナザーセンチュリー)
• メーカー型番:5057747
• 販売:一般流通
付属品と表現の幅
付属品はHGFCとしては非常に充実しています。
• ダークネスフィンガー用ビッグエフェクトパーツ
• クリアレッド製ダークネスフィンガー(左右)
• マスタークロス(1/144マスター・アジア彫刻付き)
• 複数種の平手・持ち手パーツ
• ビーム手綱(リード線)
• ウイングシールド2種
特にマスタークロスに彫刻された1/144マスター・アジアは、加工次第でミニフィギュアとして独立展示できる遊び心のある設計です。
パッケージ

色分けと素組み評価
素組み完成度は高水準
ネービーブルーを基調とした成形色は非常に良好で、素組み状態でもマスターガンダムらしい雰囲気は十分に再現されます。
ただし、以下の点は注意が必要です。
• イエロー部位(胸部ダクト、ウイングシールド、風雲再起の角)はシール対応
• 脚部やウイング周辺に合わせ目が多い
• 風雲再起はほぼ全面モナカ構造
価格帯を考慮すれば許容範囲ですが、完成度を高めたい場合は部分塗装や合わせ目処理が効果的です。
モデリング・塗装のポイント
• イエローはマーカーよりもエアブラシ推奨
• 風雲再起はサーフェイサー処理後の全塗装で見違える
• パール塗装を取り入れることで、東方不敗の神秘性を強調可能
上級者の改造・塗装ベースとしても非常に懐が深いキットです。
総評|今なお色褪せないHGFCの傑作
HGFC 1/144 マスターガンダム&風雲再起は、
「古いキット」ではなく、「完成度の高い基準モデル」 と言える一品です。
• 高可動
• 豪華な付属品
• 風雲再起同梱という独自性
• 優れたコストパフォーマンス
これらが高次元でまとまっており、Gガンダムファンなら間違いなく満足できる内容となっています。

