
はじめに
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場する鉄華団仕様のモビルスーツ「グレイズ改」を、HGIBOシリーズで立体化した本キット。
安価ながらも機体バランスや可動性能に優れ、劇中の“急造感”までしっかり表現されている点が大きな魅力です。
本記事では、HGIBO 1/144 グレイズ改の特徴や可動、モデリング面でのポイントまでを詳しく解説していきます。
主なおすすめポイント
HGIBO 1/144 グレイズ改の魅力は、コストパフォーマンスと完成度の高さにあります。
• 発売当時1,000円前後という手頃な価格で、IBOを代表する量産機をコレクション可能
• グレイズの共通フレームを活かしつつ、頭部・肩・胸部・背部ブースターを専用パーツで再現
• ライフルとバトルアックスが付属し、鉄華団機らしい武装構成を素組みでも楽しめる
• 可動範囲と安定性のバランスが良く、初心者から中級者まで扱いやすい設計
商品概要・特徴
グレイズ改(EB-06/tc)は、鉄華団が鹵獲した2機のグレイズを再整備・改修して完成させた“急造機”という設定を持つ機体です。
本キットでは、HGIBO グレイズのフレームをベースにしながら、鉄華団仕様特有の外観を新規造形で再現しています。
• 昭弘・アルトランドの搭乗機として劇中に登場
• 頭部、肩アーマー、胸部装甲、背部ブースターを専用パーツ化
• 雑多で荒々しいシルエットとカラーリングが、設定どおりに表現されている
発売情報・価格
• 発売時期:2015年11月頃(HGIBOシリーズ第4弾)
• メーカー希望小売価格:1,320円(税別)
• 現在は中古市場や再販品が中心で、状態によってはプレミア価格になる場合もあります。
商品仕様
• スケール:1/144
• 成型色:本体グリーン、グレー、肩・一部装甲にホワイト、センサー・内部パーツにイエロー系
• 材質:PS(ポリスチレン)
• 成形色だけでも鉄華団カラーがかなり再現されており、素組み派にも嬉しい仕様です。
付属品
武装
• 120mmライフル(グレイズ共通デザイン)
• バトルアックス(腰部マウント用ジョイント付き)
その他
• センサーやマーキング用ホイルシール
• グレイズ共通フレームのため、別売りオプションセットとの組み合わせも可能
可動ギミック
HGIBO グレイズ改は、グレイズ系フレームならではの安定した可動が特徴です。
• 頭部:センサーカバーが着脱可能で、内部センサーを再現
• 肩・肘・股関節・膝:HG標準以上の可動域を確保
• 背部:追加ブースターが上下に可動し、表情付けがしやすい
• 武器保持:共通グリップ構造により、ライフル・アックスとも安定
パッケージ・ランナー構成

• パッケージはHGIBOシリーズ共通サイズ
• 正面イラストでは「鉄華団所属」を強調したデザイン
• ランナーはA〜G相当の7枚構成
• 新規ランナーは主に頭部・上半身・背部ブースターに集中
モデリング解説
色分け・合わせ目
成形色による色分けは非常に優秀で、肩・胸部・背部ブースターは別パーツ化。
合わせ目は肩や胸部などに一部残りますが、急造機設定と相まって違和感は少なめです。
塗装ポイント
• グレー部はトーンを揃え、ウェザリングで使用感を演出
• バトルアックスの刃はシルバー塗装がおすすめ
• センサー部はイエローやアイグリーンでアクセントを追加
スミ入れと軽い汚し塗装だけでも、鉄華団機らしい雰囲気が一気に高まります。
改造・加工例
• 腰部を約5mm延長してプロポーションと可動を改善
• 金属パーツやエッチングパーツでディテールアップ
• 別売りオプションを使った武装拡張で独自アレンジも可能
モデルとしての評価
素組み評価
• フレーム流用による安定した可動と保持力
• 色分けが優秀で、無塗装でも完成度が高い
• ガンプラ初心者にも安心しておすすめできる一体
人気・立ち位置
• 昭弘機としての人気が高く、IBOファンからの支持が厚い
• 後継機「グレイズ改弐(流星号)」への流れもあり、シリーズ的な存在感も強い
結論・総評
HGIBO 1/144 グレイズ改は、価格・完成度・世界観表現のバランスが非常に優れた鉄華団仕様MSです。
• 素組みでも満足度が高く、ディスプレイ映えする
• 改造・塗装による伸び代も大きく、長く楽しめる
• IBOシリーズを集めるなら、ぜひ押さえておきたい一機

