
はじめに
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場するテイワズ(タービンズ)の可変モビルスーツ「百里(ヒャクリ)」を、HGIBOシリーズで立体化した本キット。
HG 1/144ながら差し替え式変形による飛行形態を再現し、シンプルな構造と遊び心のある武装構成を両立しているのが特徴です。
本記事では、HGIBO 1/144「百里」の魅力や仕様、可動・造形・評価までを詳しく解説していきます。
主なおすすめポイント
• 差し替え式ながら飛行形態への変形が可能で、HGクラスでも可変MSのギミックをしっかり楽しめる
• 背部の大型ブースターや腕を収納するバックパック構造など、原作特有のフォルムを忠実に再現
• 成形色による色分けが比較的優秀で、素組みでも劇中イメージに近い仕上がり
• 1,540円という価格で、HGIBOシリーズの中でもコストパフォーマンスが高い
商品概要・特徴
HGIBO 1/144「百里」は、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場する、テイワズ下部組織“タービンズ”が運用する高機動型可変MSをキット化したモデルです。
通常のMS形態に加え、背部ブースターを展開した飛行形態をパーツ差し替えで再現可能。
バックパックは腕を内部に収納できる構造となっており、フタ部分をシールドとして使用できるなど、独特な武装ギミックも魅力です。
発売情報・価格
• 発売日:2015年11月14日
• メーカー希望小売価格:1,540円(税込)
• 現在は、主に中古市場や再販時の通販サイトや店頭での流通が中心
商品仕様(スケール・成型色・材質・ランナー構成)
• スケール:1/144(HGシリーズ共通)
• 成形色:サンド系の渋い色味を中心に構成され、劇中カラーを高い再現度で表現
• 材質:PS(ポリスチレン)主体、一部に透明パーツを使用
• ランナー数は控えめで、HGIBOとしては比較的コンパクトな内容です。
付属品
• ライフル武装:劇中で使用するライフルが2丁付属
• シールド:バックパックのフタを流用したシールド
• 専用スタンド:飛行形態を安定してディスプレイ可能
• ホイルシール:頭部複眼や細部の色・マーキング用
可動ギミック
飛行形態への変形は、背部ブースターの展開と腕の収納・差し替えによって再現。
MS形態では腕部が通常可動し、飛行形態ではバックパック内に収まる設計です。
関節構造はHG標準のボールジョイントとスライド機構を採用しており、肩・肘・股関節・膝など基本的な可動域は十分。
足首やつま先も可動し、ポージングの自由度は高めです。
専用スタンドの使用により、飛行形態でも安定した展示が可能です。
パッケージ・ランナー構成

パッケージはHGIBO共通サイズで、百里のMS形態と飛行形態、パイロットであるラフタ・フランクランドが描かれた印象的なイラストが特徴。
ランナーは部位ごと・成形色ごとに整理されており、組み立てやすさにも配慮されています。一部透明ベース付きのランナーがあり、透明パーツの取り扱いがしやすい設計です。
モデリング解説(色分け・合わせ目・塗装・加工例)
色分けはHGIBOの中では比較的良好で、素組みでも全体の印象は十分に再現可能です。
合わせ目は頭部の前後分割による中央線や、背部ブースター、脚部などに見られ、典型的なHG構造となっています。
複眼や細かいラインはシール補完のため、仕上がりにこだわる場合は塗装がおすすめ。
加工例としては以下のようなアプローチが定番です。
• 頭部複眼をクリアパーツで塗装し、発光風表現にする
• 背部ブースターのエッジを塗り分けて立体感を強調
• バックパック内部や腕収納部を差し色で塗装し、情報量を増やす
モデルとしての評価(素組み・人気)
素組み評価
色分け・可動・変形ギミックのバランスが良く、HGIBOシリーズの中でも完成度が高いキットとして評価されています。構造も分かりやすく、初心者から中級者まで幅広く楽しめる内容です。
人気・評価
百錬と並んで独特なデザインが評価されており、放送当時からキット化自体が話題となった機体です。現在は中古市場ではやや高値傾向で、コレクター人気もあります。
結論・総評
HGIBO 1/144「百里」は、可変ギミック・色分け・価格のバランスに優れた、遊び応えのあるキットです。
鉄血のオルフェンズファンであれば、百錬と並べて飾ることで世界観がより引き立ち、素組みでも満足度は高め。さらに塗装や部分加工を加えることで、機体の個性をより強く表現できる良キットといえるでしょう。

