
はじめに
『機動戦士Zガンダム』に登場するアムロ・レイ搭乗機「ディジェ」を、現代HGUC基準で高密度に立体化したのがHGUC 1/144 ディジェです。
肉厚なジオン系フォルムと高い可動性能、そしてHGとしては非常に優秀な色分けを兼ね備えた本キットは、2018年前後に発売されたHGUCの中でも屈指の完成度を誇る名作として評価されています。本記事では、その魅力を各項目ごとに詳しく解説していきます。
主なおすすめポイント
• ジオン系らしいマッシブな外観を設定画どおりに再現しつつ、見た目からは想像できないほど広い可動域を確保。重量感とアクション性を高次元で両立しています。
• ビーム・ライフル、クレイ・バズーカ、ビーム・長刀(ナギナタ)と武装が非常に充実。背面バインダーへのマウント機構により、フル装備状態のディスプレイも可能です。
• アムロ搭乗機らしく、通常の単眼タイプに加え、ガンダム系ツインアイフェイスが付属。好みに応じて頭部表情を選択できます。
• 最新HG基準の色分けと、バインダー内部スラスターまで作り込まれたパーツ構成により、素組み+スミ入れだけでも高い完成度を実現します。
商品概要・特徴
• 『機動戦士Zガンダム』に登場するMSK-008 ディジェを、HGUCシリーズ第219弾として1/144スケールで立体化。
• ジオン系の重厚なボディに連邦系の頭部という独特なデザインを忠実に再現しつつ、内部構造と装甲分割の工夫により高い可動性能を確保。
• 大型の背面バインダーは左右独立可動式で、シルエット変化や武装ディスプレイの自由度を大きく高めています。
発売情報・価格
• メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ)
• シリーズ:HGUC(ハイグレード ユニバーサルセンチュリー)
• 発売時期:2018年末〜2019年初頭
• メーカー希望小売価格:税込 2,310円
商品仕様(スケール・成型色・材質・ランナー数)
• スケール:1/144
• 成型色:
グリーン〜グレイッシュグリーン主体の外装
ネイビーブルー系(胴体・脚部・バックパック)
グレー系関節・内部パーツ
イエロー(胸部ダクト、エアインテーク、ナギナタ柄など)
レッド系アクセント
• 材質:PS主体、一部KPS
• ランナー数:成形品13枚
• 付属物:ホイルシール1枚、組立説明書1冊
付属品
• ビーム・ライフル ×1(百式と共通デザイン)
• クレイ・バズーカ ×1(肩・背面バインダーに装着可能)
• ビーム・長刀(ナギナタ) ×1
• ハンドパーツ一式(武器持ち手、平手など)
• ガンダム系ツインアイ頭部パーツ(ボーナス)
可動ギミック
• 首・肩・肘・膝などは現行HGに近い可動構成で、斬撃・射撃ポーズを自然に再現可能。
• フロントスカートは左右4分割で、脚部の可動を大きくサポート。ただし腰部構造の都合で可動限界はやや抑えめ。
• 背面バインダーは左右独立可動し、シルエット調整や武装演出に貢献。
• クレイ・バズーカは複数マウント方式を採用し、ディスプレイの幅が広がります。
パッケージ・ランナー構成

• パッケージはHGとしてはやや厚みのある箱で、ボリューム感のある内容。
• ランナーはA〜E系で構成され、外装・内部フレーム・武装・アクセントカラーが効率よく分割されています。
• 一部ランナーは後発キット(ナラティブVer.など)にも流用されています。
モデリング解説(色分け・合わせ目・塗装要素・加工例)
• 色分けは非常に優秀で、胸部・バインダー内部・スラスター類までパーツ分割で再現。シール依存は最小限です。
• 合わせ目は武装類を中心に出やすく、処理することで完成度がさらに向上します。
• センサー類や肩マークを部分塗装するだけでも情報量が大きくアップ。
• 肉厚な脚部やバインダーはスジ彫り追加やグラデーション塗装との相性が良く、ウェザリング表現も映えるキットです。
モデルとしての評価(素組み評価・人気など)
• 素組み評価は非常に高く、「2018年HGUCの傑作」と評されることも多い完成度。
• プロポーションは重厚ながらバランスが良く、旧キットからの決定版として支持されています。
• 可動・武装・ディスプレイ性のバランスが良く、長期間楽しめるプレイバリューを持ちます。
• 現在も安定した人気があり、Zガンダム系HGの中でも定番キットの一つです。
結論・総評
HGUC 1/144 219 ディジェは、ジオン系MSの重厚感とアムロ・レイ搭乗機という特別な設定を、高水準な造形・可動・色分けでまとめ上げた“HGUCの完成形”とも言えるキットです。
素組み派にも塗装・改造派にも対応できる懐の深さを持ち、Zガンダム系コレクションの中核として自信を持っておすすめできる一体です。

