
はじめに
『機動戦士ガンダムZZ』に登場するネオ・ジオン軍の白兵戦用モビルスーツ「R・ジャジャ」。
その独特なオレンジカラーとギャン直系の設計思想から、長年HGUC化が待たれていた機体です。
本記事では、HGUC 1/144 No.220 R・ジャジャについて、色分け・可動・付属品・モデリング精度・評価までを網羅的にレビュー。
素組み派から改造派まで、購入判断の材料になるよう詳しく解説していきます。
HGUC 1/144 R・ジャジャ
HGUC 1/144 R・ジャジャは、2019年1月に発売された『機動戦士ガンダムZZ』登場機体の正規HGUCキットです。
HGBF「R・ギャギャ」をベースとしながら、肩アーマーや頭部などに新規パーツを投入し、設定再現度と可動性能を大きく向上させています。
広い可動域、優秀な色分け、合わせ目処理への配慮により、素組み完成度はHGシリーズ中でも上位クラス。
一方で塗装・改造にも対応できる設計バランスを備え、初心者から中級者まで幅広くおすすめできる良キットです。
主なおすすめポイント
充実した色分け再現
オレンジ成形色を基調に、グレー・ワインレッド・イエローを的確に配置。
シール補助はあるものの、素組みでも劇中イメージがしっかり再現されます。
柔軟な可動域
新規設計の肩ジョイントにより、バリアブルシールドが180度回転可能。
肩・肘・股関節もよく動き、白兵戦主体のダイナミックなポージングが楽しめます。
合わせ目処理の簡素化
多くの合わせ目が段落ちモールド化され、素組み状態でも完成度の高い外観。
HGとしては工作ストレスが少なく、組みやすい設計です。
キャラ・スーン専用機の個性
鮮烈なオレンジカラーは、キャラ・スーンの強烈なキャラクター性を反映。
ディスプレイ時にも存在感があり、ZZ系MSの中でもひときわ目を引きます。
商品概要・特徴
R・ジャジャ(AMX-104)は、ギャンの設計思想を継承したネオ・ジオン軍の白兵戦用試作モビルスーツ。
量産化は見送られたものの、指揮官用としてカスタマイズされ、キャラ・スーンの専用機となりました。
HGUC版では、先行キットのR・ギャギャをベースにしつつ、
• 肩の3連装ミサイルポッド
• 頭部アンテナ
といった重要部位が新規造形され、設定再現度が大きく向上しています。
発売情報・価格
• 発売日:2019年1月12日
• 定価:2,310円(税込)
• 販売形態:一般販売
現在も比較的入手しやすく、中古市場でも価格が安定している定番HGです。
商品仕様
スケール・基本構成
• スケール 1/144
• ランナー数 12枚(シール・ポリキャップ含む)
• ホイルシール 1枚
成形色・材質
オレンジ・ワインレッド・グレー・イエローの多色成形。
材質は一般的なポリスチレン製で、加工性に問題はありません。
付属品
• ヒート剣付きビーム・ライフル
• 大型ビーム・サーベル
• 左手平手
• ビーム・ライフル用マウントジョイント
ライフルはバリアブルシールドへの装着が可能で、劇中再現度も高めです。
可動ギミック
バリアブル・シールド
本キット最大の特徴。
新規肩ジョイントにより、シールドを外さず180度回転可能で、上下左右にも柔軟に可動します。
上半身・下半身可動
• 肩・肘・股関節は広く可動
• 開脚性能は良好
• 膝はやや制限があり、立膝は少し苦手
肩のポリキャップが外れやすい点は注意が必要です。
パッケージ・ランナー構成

箱絵はムーン・ムーンでのZZガンダムとの戦闘シーンを描いた迫力あるデザイン。
ランナー構成はR・ギャギャと共有しつつ、新規ランナーが効果的に追加されています。
モデリング解説
色分け・塗装ポイント
• 成形色再現度は高め
• センサーや細部はシール補助
• バーニア内部やダクトは部分塗装推奨
スミ入れだけでも、かなり情報量が増します。
合わせ目処理
• 肩・脚部は段落ちモールド化
• 武装類はモナカ割りだが処理は容易
素組み派にも配慮された設計です。
モデルとしての評価
素組み評価
色分け ⭐⭐⭐⭐
可動域 ⭐⭐⭐⭐
組みやすさ ⭐⭐⭐
合わせ目 ⭐⭐⭐⭐
関節強度 ⭐⭐⭐
総合評価:HG中堅〜上位クラス
人気・評価傾向
• キャラ・スーン専用機という強い個性
• ギャン後継機という設定
• 長年待望されたHGUC化
これらの要素が重なり、現在も安定した人気を維持しています。
結論・総評
HGUC 1/144 R・ジャジャは、
ZZ世代の大型白兵戦MSを現代HG技術で堅実に仕上げた良キットです。
素組み完成度の高さと、塗装・改造への対応力を両立しており、
初心者から中級者へのステップアップ教材としても、
ZZファンの決定版キットとしても高く評価できます。

