はじめに
今回は HGUC 1/144 RX-75 ガンタンク を徹底レビューします。
2000年に発売された本キットは、HGUCシリーズの初期作(No.007)でありながら、現在でも再販が続くロングセラー。独特のフォルムと当時としては画期的な技術が盛り込まれた、ガンプラ史に残る名作のひとつです。
公式商品ページはこちら: HGUC 1/144 ガンタンク|BANDAI SPIRITS 公式サイト

ガンタンクの魅力・おすすめポイント
1. 独特のフォルム – 他のMSとは一線を画す「タンク型」デザイン
2. 優秀な色分け – シール不要で劇中カラーを忠実再現
3. 軟質キャタピラ – リアルな質感と形状維持を実現
4. クリアキャノピー – コックピット内部も再現可能
5. 安定した自立 – 改造や塗装のベースにも最適
6. 手頃な価格 – 定価880円という高コスパ
商品概要
- 商品名: HGUC 1/144 RX-75 ガンタンク
- 登場作品: 『機動戦士ガンダム』
- 発売日: 2000年1月
- 定価: 880円(税込)
- HGUC番号: 007
- 販売形態: 一般販売(再販継続中)
上半身がモビルスーツ、下半身が戦車という異色のデザインを、カトキハジメ氏リニューアル版をベースに立体化。V作戦の一翼を担う支援型MSを、1/144スケールで手軽に楽しめます。
仕様・キット内容
スケール・基本仕様
- スケール:1/144
- 全長:約11cm
- 全幅:約7cm
- 対象年齢:15歳以上
成型色・材質
- 成型色:ブルー、レッド、グレー、イエロー、クリアブルー
- 素材:PS(ポリスチレン)中心
- 特殊素材:軟質キャタピラ(Dランナー)
- KPS・ABS:未使用
ランナー構成
- ランナー数:5枚
- ポリキャップ:PC-123
- シール:なし
可動ギミック
- 頭部:上下左右に可動、キャノピーは取り外し可能
- 胴体:腰部が左右に旋回
- 腕部:肩は水平まで上がり、肘は約45度可動
- 武装一体型:両肩ミサイルランチャー、120mmキャノン可動(上下約65度)
- 下半身:キャタピラは回転ギミックなし、転輪個別回転可
モデリング・製作のポイント
色分け
- シール不要で高い再現度
- 腹部・エアインテーク・細部モールドもパーツ分割で再現
合わせ目
初期HGUCらしく合わせ目は多め。
- 頭部・胴体:前後挟み込み
- 腕部:肩・肘にライン
- キャノン砲:上下分割
塗装推奨ポイント
- ホイール基部や内側タイヤを塗装するとリアリティUP
- パイロットフィギュアを塗り込むと完成度がさらに上がる
改造・後ハメ加工例
- 頭部:コックピット部品のピンカットで後ハメ可
- 肩部:外装後ハメ加工推奨
- キャノン砲:プラパイプへの置き換えでディテールUP
パッケージ・組み立て難易度

- パッケージサイズ:ややコンパクト
- アート:キャノン発射シーンのイラスト
- パーツ数:少なめで2時間ほどで組立可能
初心者でも扱いやすいシンプルさながら、大きめのパーツで存在感があります。
総評:25年経っても色褪せない名作キット
HGUC 1/144 ガンタンクは、発売から四半世紀を迎えた今なお通用する完成度を誇ります。
- 劇中イメージを忠実に再現したプロポーション
- 軟質キャタピラ&クリアキャノピーというこだわりギミック
- 改造ベースとしても優秀なシンプル構成
ガンダム、ガンキャノンがREVIVE化された今でも、ガンタンクはこのキット一択。V作戦の3機を揃えたい方、戦車的メカの魅力を味わいたい方に特におすすめです。
まさに「古き良きHGUC」の魅力を凝縮した一品。ファーストファンはもちろん、ガンプラ初心者にもぜひ手に取っていただきたい名作キットです。
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