
はじめに
『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』に登場する死神ガンダムを、カトキハジメ氏監修デザインで立体化したのが 「MG 1/100 ガンダムデスサイズEW(No.138)」です。
発売から年数は経っていますが、プロポーションと色分けの完成度は今なお高水準。
一方で、可動域や腰アーマーの保持力にはやや旧世代感が残る——そんな“惜しいけど良い”バランスの名作MGです。
主なおすすめポイント
• カトキハジメ監修によるEW版デザインを、理想に近いスタイルで再現
• 成型色とパーツ分割による優秀な色分けで、素組みでも高い完成度
• 共通XXX-Gフレームによる安定した関節構造と良好な自立性
• ビームサイズ&バスターシールドの再現度が高く、エフェクト付きで満足感◎
商品概要・特徴
• 商品名:MG 1/100 XXXG-01D ガンダムデスサイズEW(No.138)
• 登場作品:新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
• フレーム:W系共通のXXX-Gフレーム採用
• 特徴:TV版とは異なるホワイト主体の爽やかなカラーリング
EW版らしいシャープで洗練されたシルエットは、現在のMGと並べても違和感のない完成度。立ち姿の美しさは本キット最大の魅力です。
発売情報・価格
• 発売日:2010年9月24日
• メーカー:バンダイスピリッツ(ホビー事業部)
• 定価:4,620円(税込)
通常MGとして再販される機会も比較的多く、
同系キットとして
• MG ガンダムデスサイズヘルEW
• MG ガンダムデスサイズEW ルーセット装備
などの派生バリエーションも存在します。
商品仕様(スケール・材質など)
• スケール:1/100(MG規格)
成型色
• ホワイト主体の外装
• パープルグレー系の関節
• レッド・イエローのアクセント
明るめの配色で、TV版とは印象が大きく異なります。
材質
• 外装:PS、KPS
• フレーム・関節:ABS主体
※ABSが多いため、ラッカー塗装時は溶剤に注意が必要です。
デカール類
• ホイルシール
• マーキングシール
• ドライデカール
付属物は充実しており、情報量を増した仕上げも可能です。
付属品
武装
• ビームサイズ(大型クリアグリーンエフェクト付属)
• バスターシールド(展開ギミック+ビーム刃再現)
ハンドパーツ
• 親指固定+指差し替え式
• 武器保持用ロック付き手首など複数種
その他
• 1/100 デュオ・マックスウェル(立ち/着座)
• コクピット用パイロットフィギュア
• アクションベース接続ジョイント
プレイバリューは十分で、劇中再現も楽しめます。
可動ギミック
フレーム・関節
肘・膝ともに90度以上曲がり、膝立ちも可能。
ただし最新MGと比べると可動域は「標準レベル」です。
バックパック
ハイパージャマーはボールジョイント接続で上下左右に可動。
腰まわり(最大の弱点)
全腰アーマーがボールジョイント接続。
可動はするものの、ポロリしやすいのが難点です。
足首
接地性は良好で、自立安定性は高め。
パッケージ・ランナー構成

ビームサイズを構えた躍動感あるボックスアート。
EW版らしいスタイリッシュな印象です。
ランナー構造
• イロプラAランナー(ダークグレー+クリア+イエロー)
• グレー系フレーム
• パープルグレー外装
• 専用武装ランナー
W系MG共通構造をベースにした設計です。
モデリング解説
色分け
• 頭部ツインアイ&カメラはクリアパーツ
• 胸部スリットも細かく色分け
• 段落ちモールド処理で合わせ目が目立ちにくい構造
素組み+スミ入れだけでも非常に映えるキットです。
合わせ目ポイント
• 頭部側面(目立ちにくい配置)
• 脚部外装側面(設定重視派は処理推奨)
• 膝フレーム部(可動させるなら処理候補)
塗装・加工ポイント
腰アーマー対策
• ボール軸を太らせる
• 接着固定して割り切る
これだけでストレスが大きく軽減します。
フレーム塗装
ABS素材のため、ミスト吹きなど慎重に。
シャープ化
• アンテナ
• ビームサイズ刃
• バスターシールド先端
エッジ出しでEWらしい鋭さが強調されます。
モデルとしての評価
素組み評価
• プロポーション:非常に良好
• 色分け:優秀
• 可動:標準的
• 弱点:腰アーマーの保持力
「立ち姿の完成度は今でも通用する」と評される理由がよく分かる完成度です。
人気・ポジション
EW版デスサイズの決定版1/100キットとして、
デスサイズヘルEWと並べるコレクション需要も高め。
W系MGの中でもバランス型の優良キットと言えるでしょう。
結論・総評
MG 1/100 ガンダムデスサイズEWは、
プロポーションと色分けは一級品。
可動と腰アーマーに旧世代感が残る一体。
という評価がしっくりくるキットです。
素組み派なら
軽い合わせ目処理+腰対策だけで、十分現代基準の仕上がり。
工作派なら
腰構造改修や部分塗装で理想のEW版デスサイズへと昇華できる、優秀なベースキットです。
発売から年月が経っても色褪せない、EWデザインの完成度をぜひ体感してみてください。
