
はじめに
『機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン』の主役機として圧倒的な存在感を放つ「ダブルオーライザー」。
その立体化の到達点とも言えるのが、バンダイのマスターグレード No.145 MG 1/100 ダブルオーライザーです。
2011年発売という比較的古いキットながら、現在でも高評価を維持し続ける理由はどこにあるのか。本記事では、プレイバリュー・構造・素材・塗装時の注意点まで、モデラー視点で徹底解説していきます。
MG 1/100 ダブルオーライザーとは
本キットは、ダブルオーガンダムと支援機オーライザーが完全合体した「ダブルオーライザー」を再現したMGシリーズの大型キットです。
単体でも完成度の高いダブルオーガンダムに加え、オーライザー、GNソードIIIなどの豊富な武装が同梱された、シリーズ屈指の大ボリュームを誇ります。
主なおすすめポイント
圧倒的なプレイバリュー
ダブルオーガンダム本体、オーライザー、そして主武装のGNソードIIIを含む多数の武装がセットになっており、組み上げた瞬間から「全部入り」の満足感を味わえます。
ポージングや形態のバリエーションも豊富で、長時間楽しめるキットです。
LED発光ギミック対応
頭部、両肩のGNドライヴ、オーライザーのバインダーなど計5箇所にLEDユニットを搭載可能。
キット付属は1個のみですが、追加購入することで劇中さながらの発光演出が可能です。
GNコンデンサーの高密度表現
内部に文字入りシールを貼り、その上からクリアパーツを被せる構造により、奥行きのあるレンズ表現を素組みで実現。
塗装派モデラーからも高評価を受ける、MGらしい情報量の多さが魅力です。
商品概要・基本スペック
• 商品名:MG 1/100 GN-0000+GNR-010 ダブルオーライザー
• シリーズ:マスターグレード(MG)
• ナンバリング:No.145
• スケール:1/100
• 発売日:2011年5月28日
• 価格:7,150円(税込)/6,500円(税抜)
定番キットとして定期的に再販されていますが、人気が高く、店頭在庫は流動的です。
パーツ構成・素材について
ランナー数は約23枚とMGの中でも多めですが、パーツ配置や組み立て導線は整理されており、作業自体はスムーズです。
使用素材
• PS:外装・クリアパーツ
• ABS:内部フレーム・関節・武器の一部
• PE:ポリキャップ
※2011年設計のため、ABS素材が多用されています。
塗装時は溶剤による割れに注意が必要で、水性塗料やプライマーの使用が推奨されます。
付属品・武装一覧
• GNソードII ×2
• GNビームサーベル ×2
• GNシールド ×2
• GNソードIII
• 各種ビーム・ライザーエフェクト
• 刹那・F・セイエイ、沙慈・クロスロード フィギュア
• 粒子貯蔵タンク型換装パーツ
• LEDユニット(緑)×1(※電池別売)
※アクションベースは付属しません。
重量級キットのため、アクションベース1または4の使用を強く推奨します。
パッケージ

可動・ギミック解説
• コックピットハッチ開閉ギミック
• GNドライヴの着脱・可動アーム
• オーライザーの分離・合体・展開
• サイドバインダーの展開ギミック
特にGNドライヴ周辺はクリック機構があり、重装備ながら一定の保持力を確保しています。
モデリング視点での評価
色分け・合わせ目
色分けは非常に優秀で、素組み+シールだけでも設定画に近い仕上がりになります。
合わせ目もモールド処理が多く、処理が必要な箇所は限定的です。
塗装派への注意点
• ABSフレームへのスミ入れは慎重に
• LED発光部は遮光しないようマスキング必須
GNコンデンサー部は、あえてシールを活かすのが定石です。
安定性とディスプレイ性
最大の弱点はトップヘビーな構造。
オーライザー装着時は自立が不安定になりやすく、経年劣化による関節の緩みも考慮すると、スタンド展示が前提となります。
総評|今なお通用するMGの傑作
「00シリーズファンなら必ず一度は組むべきマスターピース」
MGダブルオーライザーは、発売から10年以上が経過した今でも、造形・ギミック・情報量のすべてが高水準にまとまった名キットです。
ABS素材への配慮とディスプレイ環境さえ整えれば、初心者から上級者まで確実に満足できる完成度を誇ります。
推奨準備品
• アクションベース
• ガンプラLEDユニット(緑)
• LR41ボタン電池

