
はじめに
『機動戦士ガンダムSEED』でアスラン・ザラが駆る正義の機体、ジャスティスガンダム。
その待望の初MG化となったのが MG 1/100 197 ジャスティスガンダム です。
本キットは、フリーダムVer.2.0系フレームの高い可動性能と、大型サブフライトユニット「ファトゥム-00」のフルギミックを両立。さらに、MGならではの精密な色分けにより、素組みでも非常に完成度の高い仕上がりを楽しめます。
本記事では、キットの特徴・仕様・可動・モデリングポイント・評価まで、詳しくレポートします。
主なおすすめポイント
• SEED MG共通テイストでリファインされたプロポーション。旧1/100キットからボリューム感・シャープさが大幅向上。
• MGフリーダムVer.2.0系フレーム採用で、膝・股関節の可動と接地性が優秀。
• ファトゥム-00が完全展開。背負い・単独展示・搭乗状態まで再現可能なフルギミック。
• 本体・ファトゥムともに色分けが非常に優秀。素組みでも高い完成度。
• 専用ディスプレイベースが標準付属。空中展示が安定。
商品概要・特徴
• 商品名:MG 1/100 ジャスティスガンダム(ZGMF-X09A JUSTICE GUNDAM、No.197)
• 登場作品:『機動戦士ガンダムSEED』
• 搭乗者:アスラン・ザラ
• シリーズ:マスターグレード(MG)
• 設計系統:MG フリーダムガンダム Ver.2.0系フレーム共有
最大の特徴は、大型サブフライトユニット「ファトゥム-00」。
飛行形態・搭乗形態・分離展示と多彩なディスプレイが可能で、劇中イメージの再現度は非常に高いです。
外装はSEED系MGらしく、面構成とスジ彫りを強調した情報量多めのアレンジ。
劇中のスタイリッシュさとMGらしい密度感を両立した造形になっています。
発売情報・価格
• 発売時期:2017年6月(一般販売)
• 価格:5,280円(税込)
• メーカー:バンダイ(現バンダイスピリッツ ホビー事業部)
• 流通形態:一般店頭販売(プレバン専売ではない)
現在も再販ロットで流通しており、比較的入手しやすいSEED系MGのひとつです。
商品仕様
基本仕様
• スケール:1/100
• ランナー数:16枚
• シール類:ホイルシール/マーキングシール/ドライデカール各1
成型色傾向
• ピンク寄りレッド+濃いレッド(赤紫系)のツートーン構成
• ホワイト外装
• ダークグレー・グレー系フレーム
• クリアパーツ(ビーム刃など)
特にレッド部は複数トーンで構成されており、単調にならない色設計になっています。
材質
PS+ABS中心構成(フリーダムVer.2.0同等仕様)
付属品
• RQM51 バッセル ビームブーメラン ×2
• MA-M01 ラケルタ ビームサーベル ×2
• MA-M20 ルプス ビームライフル ×1
• ラミネートアンチビームシールド ×1
• 専用ディスプレイベース(BA13系)
• アスラン・ザラ フィギュア(立ち/コクピット用)
武装は一通り揃っており、劇中再現度は高水準です。
可動ギミック
フレーム構造
MGフリーダムVer.2.0と同系統の内部フレームを採用。
• 肩引き出し機構
• 股関節スイング
• 膝二重関節
• 首二重関節
可動域そのものは非常に広く、アクションポーズはよく決まります。
下半身
スライド式股関節とスカート干渉処理により開脚性能は良好。
膝立ちポーズも可能です。
ファトゥム-00
• 機首・ウイング・キャノン展開
• 搭乗部スライド展開
• 単体浮遊展示対応
• 背負い飛行ポーズ可能
まさに本キットの主役級ギミックです。
パッケージ・ランナー構成

パッケージはファトゥムを背負った空戦シーンの迫力あるCGイラスト。
主なランナー構成(抜粋)
• A:多色成型(外装・クリア)
• F:ピンクレッド外装
• H:濃い赤紫系外装
• I・J:フレーム(フリーダムVer.2.0共通)
• BA13系:ディスプレイベース
フレームランナーにはフリーダムVer.2.0のタグ表記が確認できます。
モデリング解説
色分け・素組み状態
本体・ファトゥムともに色分けは非常に優秀。
• スラスター内部
• ファトゥム翼先端イエロー
• 各部細かな色差
これらがほぼパーツ分割で再現されています。
素組み+スミ入れだけでもかなり映えるキットです。
合わせ目処理ポイント
• ルプスビームライフル側面
• 一部脚部・前腕外装
• ファトゥム機首パネル
段落ち処理風の箇所も多く、完全消し込みは必須ではありません。
塗装・仕上げ提案
• スラスター内部メタリック塗装
• 赤部を落ち着いたダークレッドへ変更
• パネルライン部分塗装
• ドライデカール+つや消しトップコート
これだけで完成度は一段引き上がります。
軽改修ポイント
バックパック重量の影響でやや自立が不安定。
• 足首関節の渋み調整
• 股関節ジョイント補強
• ベース接続部の瞬着コート
展示前提なら大きな問題はありません。
モデルとしての評価
素組み評価
• 色分けはほぼ完璧
• 無塗装でも高い完成度
• SEED系ファンからの人気は高い
一方で、
• フレーム剛性感はやや控えめ
• バックパックが重い
• 若干“フニャっと感”あり
という評価も見られます。
結論・総評
MG 1/100 197 ジャスティスガンダムは、
✔ フリーダムVer.2.0系の可動性能
✔ ファトゥム-00のフルギミック
✔ 圧倒的な色分け再現
を兼ね備えた、素組みでも非常に満足度の高いSEED系MGです。
剛性感や重量バランスはやや繊細ですが、ディスプレイベース前提で飾るなら問題なし。
こんな人におすすめ
• SEEDシリーズが好き
• アスラン機を並べたい
• 素組みでも完成度を求めたい
• ファトゥムギミックを楽しみたい
SEED主役級MSを並べるなら、外せない1体と言えるでしょう。

