
はじめに
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場するネオ・ジオンの量産機「ギラ・ドーガ」。
その中でもエースパイロットであるレズン・シュナイダー専用機を再現したのが、HGUC 1/144 ギラ・ドーガ(レズン・シュナイダー専用機)です。
ベースとなるHGUCギラ・ドーガの優秀なプロポーションはそのままに、濃いブルーの専用成型色と指揮官用ビーム・マシンガンを採用。
素組みでも劇中イメージに近い仕上がりが楽しめる、逆シャアHGシリーズの定番カラーバリエーションキットとなっています。
本記事では、キットの特徴や付属品、可動性能、モデリングポイントまで詳しく解説します。
主なおすすめポイント
■大型MSらしいボリューム感のあるプロポーション
ベースキットであるHGUCギラ・ドーガの特徴を引き継ぎ、1/144スケールながら存在感のあるサイズ感を実現。逆シャアMSらしい重厚なシルエットが楽しめます。
■専用ブルー成型色でレズン機を再現
濃いブルーの外装成型色が採用され、素組みでも設定に近いカラーリングを再現可能。スミ入れだけでも完成度の高い仕上がりになります。
■指揮官用ビーム・マシンガンなど専用装備
一般機とは異なる指揮官用ビーム・マシンガンや平手パーツが付属。レズン機らしいポージングを楽しめます。
■合わせ目が比較的少なく作りやすい構成
HGUCとしてはパーツ分割が優秀で、合わせ目は比較的少なめ。少し手を加えるだけで完成度を大きく高められるポテンシャルを持っています。
商品概要・特徴
・商品名:HGUC 1/144 ギラ・ドーガ(レズン・シュナイダー専用機)
・型式番号:AMS-119
・登場作品:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
本キットはHGUCギラ・ドーガをベースにしたバリエーションモデルで、以下の要素によってレズン専用機仕様を再現しています。
・濃いブルーの専用成型色
・指揮官用アンテナ付き頭部
・専用ビーム・マシンガン
・平手ハンドパーツ
また、角無し頭部パーツも付属するため、一般機風の組み方も可能です。
発売情報・価格
・メーカー:BANDAI SPIRITS
・発売日:2009年1月17日
・メーカー希望小売価格:1,980円(税込)
・対象年齢:8歳以上
発売から年月が経っていますが、再販が定期的に行われており、現在でも比較的入手しやすい逆シャアHGUCの定番キットの一つです。
商品仕様(スケール・成型色・材質など)
・スケール:1/144スケール(HGUCシリーズ)
逆シャアMSらしく、HGとしてはやや大型サイズでボリュームがあります。
・成型色
外装:濃いブルー ダークブルー
ディテール、動力パイプなど:イエロー系
内部・関節:ガンメタル調ダークグレー
・材質
外装:PS 関節・武装:ABS ポリキャップ:PC-132
・ランナー構成(概要)
ブルー外装ランナー ABS関節・武装ランナー ポリキャップPC-132
基本構成は一般機ギラ・ドーガとほぼ同じで、一部専用パーツが追加された構成になっています。
付属品
・指揮官用ビーム・マシンガン
・シールド
・ビーム・ソード・アックス(収納・展開差し替え)
・シュツルム・ファウスト×4
・ハンドパーツ (右握り手、左平手)
・頭部パーツ (アンテナ付き頭部、角無し頭部)
・ホイルシール、マーキングシール
シールド裏にはシュツルム・ファウストを4本装備可能で、ネオ・ジオン量産機らしい重武装スタイルを再現できます。
また、3mm軸スタンドに対応しているためアクションベースなどでのディスプレイも可能です。
可動ギミック
関節構造は2008年前後のHGUC水準で、見た目以上に動く設計です。
主な可動ポイント
・頭部
ボールジョイント接続で回転と上下可動が可能。
・肩
ポリキャップ軸と可動アーマーにより前後スイングが可能。
・肘
約90度可動。
・腰
ボールジョイントで軽いひねり可動。
・股関節
開脚可能な3軸構造で、意外と広く脚が開きます。
・膝
約90度可動。
・足首
前後左右に動き、接地性も良好。
シールドのマウント位置調整や腰部リアアーマーへの武器収納など、装備のプレイバリューも高い構成です。
パッケージ・ランナー構成

パッケージ
HGUC標準サイズの横長ボックスで、ビーム・マシンガンを構えるレズン機のイラストが描かれています。逆シャアHGシリーズ共通のデザインです。
説明書
カラー設定画や機体解説のほか、ランナー配置図や組み立てガイドが掲載されています。
ランナー構成
Aランナー
外装ブルーパーツ(胴体・頭部・肩など)
Bランナー
外装補助パーツ
Cランナー
ABS関節・武装
PCランナー
PC-132ポリキャップ
モデリング解説
色分け・成型色再現
胴体や腰回りはパーツ分割による色分けが優秀で、素組みでもかなり設定に近い仕上がりになります。
ただし以下の部分は塗装すると完成度が向上します。
バーニア内部、足裏スラスター、一部動力パイプ
メタリックカラーを使うことで情報量が大きくアップします。
合わせ目の出る箇所
主な合わせ目は以下の通りです。
ビーム・マシンガン 腕部・脚部外装の一部 シールド側面
武器はモナカ構造なので、接着して合わせ目処理すると見栄えが良くなります。
塗装ポイント
おすすめの塗装アレンジ
・バーニア内部:メタリックレッド
・スラスター:シルバーやゴールド
・フレーム:メカサフ系グレー
・モノアイ:Hアイズや蛍光塗装
部分塗装だけでもエース機らしいメリハリのある仕上がりになります。
作例の傾向
よく見られる仕上げ方法は以下の通りです。
成型色仕上げ+部分塗装、スミ入れ+ドライブラシ、軽いウェザリング
シールドや脚部にウェザリングを加えると「歴戦のエース機」らしい雰囲気が出ます。
モデルとしての評価
素組み評価
パーツが大きく組みやすい ボリューム感のある完成度 成型色が美しい
など、パチ組みでも満足度が高いと評価されています。
可動は最新HGに比べると控えめですが、ポージングには十分対応しています。
人気・再販状況
ギラ・ドーガ一般機と並ぶ逆シャアHGの定番キットで、再販のたびにレビューや作例が増える人気モデルです。
「ギラ・ドーガを1体だけ買うならレズン機」という声も少なくありません。
結論・総評
HGUC 1/144 ギラ・ドーガ(レズン・シュナイダー専用機)は、2009年発売ながら現在でも十分通用する造形とボリュームを持つ逆シャアHGシリーズの良作キットです。
一般機の完成度の高さをベースに、
専用ブルー成型色 指揮官用ビーム・マシンガン 平手パーツ
などが追加され、レズン専用機らしい個性がしっかり再現されています。
素組みでも見栄えが良く、さらに
バーニア塗装、関節のメタリック塗装、軽いウェザリング
といった簡単な仕上げで一気に完成度が上がるため、成型色仕上げ+αを楽しむ題材として非常に扱いやすいHGです。
逆シャアHGを集めている人はもちろん、ギラ・ドーガを1体だけ選ぶなら「色映え」と「キャラクター性」の強さから、このレズン専用機は非常におすすめできるキットと言えるでしょう。
