
はじめに
『ガンダムビルドダイバーズ』に登場する主役機、ガンダムダブルオースカイのHGキット「HGBD 1/144 ガンダムダブルオースカイ」をレビューします。
本キットは、ダブルオー系の優れた可動フレームをベースに、デスティニー系の意匠を取り入れた外装やスカイドライヴユニットなどを新規造形で再現した主役機HGです。
色分け・可動・ギミックのバランスが非常に良く、素組みでも高い完成度を楽しめる扱いやすいガンプラとして人気があります。
この記事では、キットの特徴・付属品・可動ギミック・モデリングポイントなどを詳しく解説します。
主なおすすめポイント
■HGBD ガンダムダブルオースカイの魅力は、以下の点にあります。
■デスティニー系装備を取り入れた新鮮なシルエット(翼・バスターソード・ロングライフル)
■HGダブルオー由来の関節構造で可動域が非常に広い
■成型色の色分けが優秀で素組みでも見栄えが良い
■ラッシュポジションへのモードチェンジなどギミックが豊富
■余剰パーツが多く改造素材としても使いやすい
HG主役機らしく、ポージング・プレイバリュー・改造素材としての価値の三拍子が揃ったキットです。
商品概要・特徴
・登場作品:ガンダムビルドダイバーズ
・機体設定:ガンダムダブルオースカイは、主人公リクが使用する機体で、ガンダムダブルオーダイバーエースをベースに大幅改修された機体です。
ツインGNドライヴに加え、デスティニーガンダムを思わせる翼ユニットや大型武装を装備し、高機動・空戦能力を重視したカスタム機として設定されています。
・プロポーション:プロポーションは『胴体やや小さめ』 『腰〜脚部がマッシブ』というバランスで、HGながら力強くヒロイックなシルエットに仕上がっています。
通常カラー版について
本キットは通常カラー仕様で、同時期に発売された『ハイヤーザンスカイフェイズ版』と比較すると、
『エフェクトパーツ無し』 『成型色が落ち着いた色合い』
というスタンダード仕様のキットとなっています。
発売情報・価格
・メーカー:BANDAI SPIRITS
・シリーズ:HGBD
・発売:2018年8月
・価格:1,650円(税込)
商品仕様
・スケール:1/144スケール(HGフォーマット)
HGシリーズとして標準的なサイズです。
・成型色
成型色は以下のように細かく分けられています。
ホワイト、ブルー、ダークブルー、レッド、イエロー、グレー
胸部にはクリアグリーンパーツが使用されており、内部には「シバとの戦闘で受けた傷」を再現したモールドが入っています。
・シール
シールは少なめで、頭部センサー、膝センサー、胸部ブラックなどを補う程度です。
・ランナー構成
ランナーは、『ダブルオー系流用ランナー』 『ダブルオースカイ新規ランナー』で構成されています。
そのため、『ダブルオー胴体』 『足パーツ』など余剰パーツが多いのも特徴です。
改造やミキシング素材としても使いやすいキットになっています。
付属品
■武装
付属武装は非常に豊富です。
・ビームライフル:フォアグリップ可動、腰裏マウント可能
・バスターソード:差し替えなしで展開、ビームエフェクト付属
・ロングライフル:スカイドライヴユニットから前方展開、左右どちらにも装着可能
・ビームサーベル×2:短めのエフェクトパーツ
・ハンドパーツ:右握り手、左握り手、左平手
・ジョイント類:バックパック用ジョイント:股関節穴用フタパーツ
※光の翼エフェクトやスタンドは付属しません。
可動ギミック
■基本関節
関節構造はHGダブルオーガンダム系フレームがベースです。
そのため、肩、肘、股関節、膝
すべて可動域が広く、ポージング性能は非常に優秀です。
■開脚
股関節は3軸構造でほぼ180度開脚が可能です。
■膝可動
膝も深く曲がるため、正座・低姿勢ポーズなども自然に決まります。
■スカイドライヴユニット
背部ユニットには多くのギミックがあります。
■ラッシュポジション
バックパックを後方へスイングさせることで、近接戦形態「ラッシュポジション」へ変形します。
■ウイング可動
翼は複数軸で、展開、収納、角度調整が可能です。
肩可動の干渉を避ける逃がし可動も備えています。
■ロングライフル展開
スカイドライヴユニットからレールで前方へスライドしてライフルを構えるギミックがあります。
■スカイレガース(脚部)
脚部にも独自ギミックがあります。
すね装甲可動・足首可動により、キックポーズや飛行ポーズなどの演出が可能です。
パッケージ

パッケージにはバスターソードを展開したダブルオースカイが描かれています。
ビルドダイバーズHGらしいダイナミックなアートです。
モデリング解説
色分け
色分けはHGとしてかなり優秀です。
特に、頬グレー・顔ディテール・各装甲ラインなどがパーツ分割で再現されています。
そのため、素組み+スミ入れだけでも完成度が高い仕上がりになります。
シール
シール使用箇所は少なめで、センサー・胸部ブラック程度です。
合わせ目
目立つ合わせ目は、頭部・太もも側面程度です。
多くの箇所は、段落ちモールド・パーツ分割で自然に処理されています。
塗装・加工ポイント
簡単仕上げ
おすすめは、スミ入れ・つや消しトップコートのみの仕上げです。
これだけでもかなり完成度が上がります。
部分塗装
胸部ブラック・武装ディテールなどを塗装するとさらに情報量が増します。
加工例
モデラーの作例では、バスターソード先端の安全ダボカット・余剰パーツでダブルオー系改造・バックパック接続改造などのカスタム例があります。
モデルとしての評価
素組み評価
『色分けが優秀 』 『可動域が広い』 『ギミックが豊富 』
といった点が高評価です。
HG主役機としては非常に完成度が高いキットと言われています。
人気
同シリーズの『ダブルオーダイバー』『ダブルオーダイバーエース』と並ぶ人気機体です。
また、『通常版』『ハイヤーザンスカイフェイズ版』の2種類があるため認知度も高いキットです。
総評
HGBD 1/144 ガンダムダブルオースカイは
・ダブルオー系の優秀な可動フレーム
・デスティニー風デザインの新規外装
・色分けの良さ ギミックの豊富さ
を兼ね備えた完成度の高いHG主役機キットです。
エフェクトパーツは付属しないものの、
・素組み派
・軽改造派
・ミキシング派
どのモデラーにもおすすめできる、非常に遊びやすいガンプラと言えるでしょう。

