
はじめに
『機動戦士Zガンダム』に登場する独特なフォルムの量産機「バーザム」が、2017年にHGUCで待望のキット化。
クセの強いデザインながら、現代的なプロポーションと高い可動性能で仕上げられており、発売から時間が経った今でも高く評価されています。
この記事では、HGUC バーザムの魅力や注意点をわかりやすく解説していきます。
主なおすすめポイント
HGUC バーザムは、見た目の再現度と遊びやすさのバランスが非常に優秀なキットです。
まず目を引くのは、特徴的な頭部や細身の体型といった“バーザムらしさ”をしっかり押さえたプロポーション。HGUCらしいスタイリッシュなアレンジが施され、違和感なく現代風に仕上がっています。
可動面も優秀で、肩の引き出し機構やボールジョイントにより、見た目以上に自由度の高いポージングが可能。アクションポーズをしっかり決められるのは大きな魅力です。
さらに、黄色パーツの色分けやモノアイのクリアパーツ化など、素組みでも見栄えが良い仕様。塗装をしなくても十分満足できる完成度となっています。
商品概要
HGUC バーザムは、ティターンズの量産型モビルスーツとして登場した機体を初HGUC化したアイテムです。
「衝撃のキット化」とも言われた通り、長らく立体化に恵まれなかったバーザムが、最新フォーマットで登場したことで話題になりました。
背部バーニアや独特なシルエットなど、劇中イメージを意識した造形がしっかり再現されています。
比較的新しい設計のため、現在のHG基準で見ても遜色のない完成度です。
発売情報と価格
・発売日:2017年5月20日
・価格:1,650円(税込)
当時としては標準的な価格帯ながら、内容を考えるとコストパフォーマンスはかなり高めです。
商品仕様
・スケール:1/144
・成型色:ブルー、ダークグレー、イエロー、グレー、クリアーイエローなど
・関節構成:PC-002系ポリキャップ+KPS関節
・ランナー構成:多色成形(B/C、D/Eほか)+ホイルシール
・材質:PS、KPS、ポリキャップ
色分けを重視したランナー構成で、組むだけで設定に近い配色を再現できます。
付属品
武装は一通り揃っており、バーザムらしい装備をしっかり楽しめます。
・ビーム・ライフル(ケーブル付き)
・ビーム・サーベル×2
・バルカン・ポッド・システム
・各種ハンドパーツ
サーベルは手持ち・収納の両方を再現できるのが嬉しいポイントです。
可動ギミック
可動性能はHGUCの中でもかなり優秀な部類です。
肩は前後・上下に動き、引き出し機構で可動域をさらに拡張。肘・膝もしっかり曲がり、自然なポージングが可能です。
股関節の可動も柔軟で、細身の脚部を活かした立ち姿やアクションポーズが決まりやすい構造になっています。
また、足首のつま先可動により接地性も高く、膝立ちや踏み込みポーズも安定。ライフルのケーブルも接続したままある程度動かせるよう工夫されています。
パッケージとランナー構成

パッケージはHGUC標準の劇中イメージ重視デザイン。
ランナーは多色成形で、特に黄色パーツやクリアパーツの分割が丁寧に行われています。
重要な色分け部分がしっかりパーツ化されているため、素組みでも完成度が高く仕上がるのが特徴です。
モデリング解説
色分けは非常に優秀ですが、細かい部分は部分塗装で補うとさらに完成度が上がります。
要塗装ポイント
・胸中央下部の赤
・ダクト内部
・バーニア内部
・後頭部グレー
合わせ目は全体的に少なめで、段落ち処理が多く採用されています。目立つ箇所は前腕や頭部後部の一部程度です。
塗装派の場合は、腰回りの干渉による塗装剥がれに注意。可動させる前提ならクリアランス調整も検討すると安心です。
モデルとしての評価
HGUC バーザムは、「クセのある機体をここまで遊びやすく仕上げたか」と感じる完成度の高さが魅力です。
素組みでも十分に見栄えが良く、可動・造形・色分けのバランスが非常に優秀。レビューでも「良キット」「おすすめ」といった評価が多く見られます。
バーザムというニッチな機体ながら、誰にでも扱いやすい仕上がりになっている点が支持されている理由です。
総評
HGUC バーザムは、「個性的な機体を高品質なHGで楽しみたい人」にぴったりのキットです。
素組みでしっかり映え、可動も良好。さらに部分塗装でワンランク上の仕上がりを目指せるため、初心者から中級者まで幅広く楽しめます。
Z系HGUCの中でも一味違う機体を探しているなら、かなり満足度の高い一体といえるでしょう。

