1/100 ニクスプロヴィデンスガンダム 詳細レポート|ドラグーンを増設したプロヴィデンスの派生機

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画像©創通・サンライズ©BANDAI SPIRITS https://bandai-hobby.net/item/01_4643/

はじめに

『機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』に登場する「LN-ZGMF-X13A ニクスプロヴィデンスガンダム」が、1/100 SEEDシリーズで立体化されています。

本キットは、2009年に発売された1/100 プロヴィデンスガンダムをベースに、新規パーツの追加や成形色の変更によってニクスプロヴィデンスガンダムを再現した派生キットです。

最大の特徴は、プロヴィデンスの特徴であるドラグーンシステムをさらに強化した、大ボリュームのシルエット。全身に配置されたドラグーンは脱着が可能で、バックパックの交換ギミックも備えています。

今回は、1/100 ニクスプロヴィデンスガンダムについて、商品概要から付属品、ギミック、ランナー構成、モデリング面、素組みでの評価まで詳しく紹介します。


主なおすすめポイント

ドラグーンを増設した迫力のあるシルエット

ニクスプロヴィデンスガンダム最大の特徴は、プロヴィデンスガンダムをベースに強化されたドラグーンシステムです。

全身に多数のドラグーンが配置されており、通常のプロヴィデンスとは大きく異なるシルエットを形成しています。立体物としても「プロヴィデンスの強化型」という設定が分かりやすく、非常に存在感のある仕上がりです。

ドラグーンの脱着に対応

全身に装備されたドラグーンは脱着可能。武装を展開した状態だけでなく、取り外してディスプレイするなど、劇中のイメージに合わせた楽しみ方ができます。

バックパックの換装にも対応

ドラグーンだけでなく、バックパックの交換ギミックも用意されています。

既存キットの流用を活かした構成ながら、単なる色替えにとどまらず、新規パーツによって別機体としての特徴を再現している点も魅力です。

1/100 SEEDシリーズらしい組みやすさ

プロヴィデンスガンダムをベースとしたキットのため、当時の1/100 SEEDシリーズらしい比較的シンプルで扱いやすい構成となっています。

最新のガンプラと比較すると可動やパーツ分割には世代差がありますが、派手な外観に対して組み立てやすい点は魅力です。


商品概要

1/100 ニクスプロヴィデンスガンダムは、『機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』に登場する「LN-ZGMF-X13A ニクスプロヴィデンスガンダム」を1/100スケールで立体化したキットです。

プロヴィデンスガンダムをベースに、新規パーツの追加と成形色の変更を行うことで、新たな機体として再現されています。

ホビーサイトでは、新規パーツによってニクスプロヴィデンスガンダムのプロポーションを再現しているほか、全身のドラグーン脱着やバックパック交換が特徴として紹介されています。

また、ホビーサーチでは、全身のドラグーンシステムが全12機に強化された機体として紹介されています。

プロヴィデンスの特徴を受け継ぎながらも、ドラグーンの増設によってさらに大型化・高密度化された外観が本キットの大きな見どころです。


発売情報・価格

  • 発売日:2009年9月28日
  • 価格:2,750円(税込)
  • スケール:1/100
  • 作品:機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY

付属品

主な付属品は以下の通りです。

  • バックパック型ドラグーン(ユーディキウム・ビームライフル装備型)×1
  • 複合兵装防盾システム×1
  • ドラグーンシステム装備×1
  • ビームサーベルエフェクト
  • ホイルシール
  • マーキングシール

バックパック型ドラグーンにはユーディキウム・ビームライフルが装備されており、ニクスプロヴィデンスガンダムの武装面における大きな特徴となっています。

また、説明書にはときた洸一氏による漫画が掲載されており、『SEED VS ASTRAY』の外伝キットらしい付加価値もあります。


可動ギミック

本キットは1/100 SEEDシリーズの旧世代設計をベースとしているため、現在のガンプラと比較すると可動範囲は控えめです。

一方で、武装を中心としたギミックはしっかり盛り込まれており、本キットの見どころはポージングそのものよりも、ドラグーンやバックパックを使ったプレイバリューにあります。

特にドラグーンは脱着可能となっており、装備状態と分離状態の両方を楽しめます。

さらにバックパックの交換にも対応しているため、組み替えによって異なる装備状態を再現できる点もポイントです。

ただし、ドラグーンなどの装備によって重量が偏りやすく、レビューでは左右のバランスが悪くなり、自立が不安定になりやすいという評価もあります。

そのため、ディスプレイする際にはスタンドを使用したほうが安定して飾りやすいでしょう。


パッケージ・ランナー構成

画像©創通・サンライズ©BANDAI SPIRITS https://bandai-hobby.net/item/01_4643/

パッケージは当時のバンダイ1/100シリーズらしい構成で、ニクスプロヴィデンスガンダムの特徴である多数のドラグーンを前面に押し出したデザインとなっています。

ランナー構成は、プロヴィデンスガンダムの既存パーツを流用しながら、新規パーツを追加した派生キットです。

そのため、完全新規設計ではなく、「既存キット+新規パーツ+成形色変更」という構成が本商品の基本的な特徴となっています。

プロヴィデンスガンダムと共通するパーツを活用しつつ、外装やドラグーンなどを追加することで、ニクスプロヴィデンスガンダムとしての外観を成立させています。

派生機ならではの設計を見ることができるため、ガンプラの金型流用や商品展開に興味がある人にとっても面白いキットです。


モデリング解説

色分け

色分けは当時の1/100キットとしては比較的良好です。

センサー類など一部の細かな部分にはホイルシールを使用しますが、レビューではシールの使用箇所は少なめとされています。

そのため、基本的には成形色を活かした素組みでも、ニクスプロヴィデンスガンダムらしいカラーリングを楽しめます。

さらに完成度を高めたい場合は、センサー類や細かなディテールを部分塗装すると、より引き締まった印象になります。

スミ入れ・部分塗装

素組みでも十分に楽しめる一方、スミ入れを施すことで外装のモールドが強調され、機体の情報量をさらに高めることができます。

少し手を加えるだけでも完成度を上げやすいキットといえます。

合わせ目

旧世代の1/100 SEED系キットをベースとしているため、大きな面構成のパーツや武装の一部などには、合わせ目処理が必要になる箇所が出てきます。

徹底的に仕上げる場合は、合わせ目消しを行ったうえで表面処理や塗装を施すことで、より完成度の高い作品に仕上げられます。


素組み評価

1/100 ニクスプロヴィデンスガンダムは、派手な外観に対して比較的組みやすい外伝系キットとして評価できます。

プロヴィデンスガンダムの基本設計を活用しているため、完全新規キットと比べて構造が複雑になりすぎておらず、当時の1/100 SEEDシリーズらしい組み立てやすさがあります。

一方で、ドラグーンを多数装備することで重量バランスが偏りやすく、ポーズ保持や自立には注意が必要です。

特にディスプレイ時はスタンドを使用したほうが安定します。

万人にとって完成度の高いキットというよりも、ニクスプロヴィデンスガンダムという機体そのものに魅力を感じる人向けの、個性の強いキットといえるでしょう。


総評

1/100 ニクスプロヴィデンスガンダムは、プロヴィデンスガンダムのキットをベースに、新規パーツと成形色変更によって外伝機ならではの派生機を再現した1/100キットです。

最大の魅力は、やはり全身に増設されたドラグーンによる圧倒的なボリューム感です。

ドラグーンは脱着可能で、さらにバックパックの交換にも対応しているため、単純に立たせて飾るだけでなく、装備を組み替えて楽しむこともできます。

一方、ベースとなった設計が旧世代の1/100 SEED系ということもあり、最新キットと比べると可動性能や保持力には物足りなさがあります。また、多数のドラグーンによって重量バランスが崩れやすく、自立させる場合には工夫が必要です。

そのため、現在の基準で見ると、素組みだけで完璧な完成度を求めるというよりも、スタンドを併用し、スミ入れや部分塗装などの簡単な加工を加えて仕上げるのがおすすめです。

プロヴィデンスガンダムの派生機として独特のデザインを持つニクスプロヴィデンスガンダムは、『機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』の機体が好きな人はもちろん、SEED外伝系の立体物をコレクションしたい人にとっても興味深い一品です。

また、既存キットの流用に新規パーツや成形色変更を組み合わせて別機体を商品化するという、当時のガンプラならではの商品展開を楽しめる点も見逃せません。


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