HGIBO 1/144 ガンダムキマリス 詳細レポート|騎士を思わせるデザインと長大なグングニールが魅力

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画像©創通・サンライズ©BANDAI SPIRITS https://bandai-hobby.net/item/01_470/

はじめに

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場するガンダム・フレーム機「ガンダムキマリス」が、HGIBOシリーズで1/144スケールのガンプラとして立体化されています。

ガエリオ・ボードウィンの搭乗機として登場するガンダムキマリスは、西洋の騎士を思わせる端正なデザインと、機体全長を超えるほど長大なランス「グングニール」が特徴的な機体です。

HGキットでは、鉄血シリーズでおなじみのガンダム・フレームをベースに、特徴的な外装や脚部のスラッシュディスク、シールド内蔵のソードなどを再現。比較的リーズナブルな価格ながら、色分けや可動性にも優れたキットに仕上がっています。

今回は「HG 1/144 ガンダムキマリス」について、商品仕様や付属品、可動ギミック、ランナー構成、色分け、合わせ目、加工ポイント、素組みでの評価まで詳しく紹介します。


主なおすすめポイント

鉄血のオルフェンズ序盤を代表するガンダム・フレーム機

ガンダムキマリスは、ガンダム・バルバトス、ガンダム・グシオンに続いて登場したガンダム・フレーム機体です。

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の物語序盤から登場する機体ということもあり、シリーズを代表する機体の一つと言えるでしょう。

騎士を思わせる端正なプロポーション

ガンダムキマリスは、西洋の騎士を思わせるデザインが大きな特徴です。

頭部のトサカや肩部の特徴的な形状など、ほかのガンダム・フレーム機とは異なるシルエットに仕上げられています。

さらに、メイン武装である長大なランス「グングニール」を装備することで、騎士らしい迫力のある姿を楽しめます。

素組みでも見栄えの良い色分け

HGIBOシリーズの中でも色分けに優れたキットで、主要なカラーリングはパーツ分割によって再現されています。

一部にシールを使用する箇所はありますが、素組みでも十分に完成度の高い仕上がりを楽しめるのが魅力です。


商品概要・特徴

「HG 1/144 ガンダムキマリス」は、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場するガエリオ・ボードウィン少佐の搭乗機、ガンダムキマリスを1/144スケールで立体化したHG(ハイグレード)シリーズのガンプラです。

鉄血シリーズで採用されているガンダム・フレームを内部に再現し、その上から特徴的なキマリスの外装を装着する構造になっています。

主な特徴は以下の通りです。

  • 鉄血シリーズ共通のガンダム・フレームを採用
  • 内部に簡易フレーム構造を再現
  • 長大なランス「グングニール」が付属
  • シールド内部に収納されたソードを再現
  • 脚部のスラッシュディスク展開ギミックを搭載
  • 頭部のトサカや肩部の三角モールドなど特徴的なデザインを再現
  • パーツ分割による良好な色分けを実現

特にグングニールはキマリスを象徴する大型武装で、HGサイズながら非常に存在感があります。


発売情報・価格

  • 商品名:HG 1/144 ガンダムキマリス
  • 発売日:2016年1月16日
  • 価格:1,320 円(税10%込)
  • ブランド:HG(ハイグレード)
  • 作品:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
  • メーカー:バンダイスピリッツ

2016年1月に発売されたキットで、鉄血のオルフェンズのHGシリーズとしては比較的初期に登場した製品です。


商品仕様

スケール:1/144

完成時全高:約13.5cm(頭頂高)

成型色:紫、グレーなど

材質:PS、PE(ポリキャップ)

ランナー数:3ランナー+ポリキャップ、シール

対象年齢:8歳~

成型色

機体のメインカラーとなる紫を中心に、グレーなどを使用した多色成型です。

  • 紫:胸部、脚部など
  • グレー:フレーム部分など
  • クリア:センサー類

主要な色はパーツ分割によって再現されているため、素組みでも設定画に近いイメージに仕上げやすくなっています。


付属品

HG 1/144 ガンダムキマリスには、キマリスの特徴的な武装が一通り付属します。

グングニール

キマリスの主兵装となる長大なランスです。

非常に長い武装ですが、保持用のピンが設けられており、HGサイズでも安定して持たせやすい構造になっています。

キマリス本体と組み合わせることで、騎士を思わせる迫力あるポージングを楽しめます。

シールド

左腕に装備するシールドです。

内部にはソードを収納できるギミックが再現されています。

ソード

シールド内部に収納されている折りたたみ式の剣です。

シールドから取り外して手持ち武器として使用することもできます。

その他

別売りのアクションベース1に対応したジョイント穴が足裏に設けられているため、浮遊状態やグングニールを構えたダイナミックなポーズにも対応できます。

また、以下の部分にはシールが使用されています。

  • 頭部センサー
  • 肩部モールド
  • フロントアーマーの紫部分
  • 脚部スラスター内部

可動ギミック

鉄血シリーズのHGで採用されているガンダム・フレームをベースとしているため、全体的な可動範囲は良好です。

頭部

2重ボールジョイントによる接続で、上下左右に可動します。

胸部・腰部

胸部には前後スイング機構を備えています。

腰部はボールジョイント接続となっており、360度回転させることができます。

肩部・腕部

肩の付け根は上方へスイングし、ボールジョイントによって腕を動かせます。

上腕部分にも上下スイングと軸回転を備えているため、ランスを構えるようなポーズにも対応できます。

肩アーマーもスイング可能です。

肘・手首

肘は曲げ可動に対応し、手首はボールジョイント接続です。

腰部アーマー

フロントアーマーは左右を切り離すことで独立可動が可能です。

サイドアーマーは上下スイングと軸接続によって可動します。

リアアーマーは固定式です。

脚部

股関節は前後方向へのスイングに対応。

腿部分も上下スイングと軸回転が可能です。

膝は通常の曲げ可動に対応し、足首はボールジョイントと左右スイングによって接地性を確保しています。

つま先部分にも軸接続によるスイング機構があります。

脚部スラッシュディスク

キマリスの特徴の一つである、脛部分のスラッシュディスクが展開可能です。

左右のパーツを組み合わせる構造になっており、表面に露出する黄色い部分もパーツ分割によって再現されています。


可動面での注意点

基本的な可動性能は良好ですが、装甲の多いキマリスは、比較するとガンダム・バルバトスよりも若干可動面で不利な部分があります。

また、このキットでは肩内部のフレームが外れやすい点が弱点です。

腕を動かしてポージングしている際に肩内部のフレームが外れることがあるため、頻繁にポーズを変更したい場合は、接続部分を補強しておくと扱いやすくなります。


パッケージ・ランナー構成

画像©創通・サンライズ©BANDAI SPIRITS https://bandai-hobby.net/item/01_470/

パッケージ

パッケージは鉄血HGシリーズで共通するデザインを採用。

キマリスがグングニールを構えたアクションポーズが描かれており、騎士らしい機体のイメージが強く表現されています。

ランナー構成

フレーム部分にはバルバトスなどと共通するパーツが使用されていますが、キマリス専用となる脚部などには新規パーツが採用されています。

また、後に登場するキマリストルーパーやガンダム・ヴィダールなどにも関連するランナー構成となっており、鉄血シリーズのガンダム・フレーム機を集めて比較するのも面白いポイントです。


モデリング解説

色分け

HG 1/144 ガンダムキマリスは、素組みでも比較的設定に近いカラーリングを再現できるキットです。

一方で、細かな部分にはシールを使用します。

シールによる色分け

主なシール使用箇所は以下の通りです。

  • 頭部センサー
  • 肩アーマーのライトグリーン部分
  • フロントアーマーの紫部分
  • 脚部スラスター内部

これらを塗装するだけでも、完成度をさらに高めることができます。


合わせ目箇所

現在の最新HGと比較すると、合わせ目が目立つ部分は比較的多めです。

頭部

側面から後頭部にかけて一部に合わせ目が発生します。

ただし、トサカ部分は細かなモールド形状によって合わせ目が目立ちにくい構造になっています。

肩部

ショルダーアーマーは前後から挟み込む構造となっており、ホワイトやパープル部分に合わせ目が発生します。

腕部

前腕部には合わせ目が多く、側面のフレーム部分や外装に合わせ目が確認できます。

脚部

脚部前面には一直線の合わせ目が発生します。

大きなモナカ構造のパーツを左右から組み合わせる構成になっているため、完成後の見栄えを重視する場合は合わせ目消しの効果が大きい部分です。


塗装要素

素組みでも十分見栄えの良いキットですが、シール部分を塗装することでさらに完成度を高められます。

特に頭部センサーや肩部の細かなカラーリングなどは、塗装による仕上げと相性の良い部分です。

また、紫の成型色については好みが分かれる部分で、色調を調整して塗装するモデラーもいます。

フレーム部分はグレーの成型色となっているため、メタリック系の塗料を使用して質感を変えるのもおすすめです。


モデルとしての評価

素組み評価

HG 1/144 ガンダムキマリスは、2016年発売のキットでありながら、現在でも十分に楽しめる完成度を持っています。

色分け

特に評価したいのが色分けです。

主要なカラーはパーツ分割によって再現されており、シールに頼りすぎることなく機体のイメージを再現できます。

鉄血HGの中でも色分けに優れたキットと言えるでしょう。

プロポーション

ガンダム・フレームをベースにした堅実なパーツ構成で、騎士を思わせるキマリスらしいバランスの良いプロポーションに仕上がっています。

組み立てやすさ

鉄血シリーズのHGらしく、比較的組み立てやすい構成です。

フレーム構造を採用しながらも複雑になりすぎておらず、HG初心者でも挑戦しやすいキットです。

武装

最大の魅力の一つが、長大なグングニールです。

HGサイズではかなり迫力のある武装でありながら、保持用のピンによって安定して持たせやすくなっています。

キマリス本体と組み合わせた際の存在感は抜群です。


弱点

一方で、いくつか気になる部分もあります。

肩関節が外れやすい

最大の弱点と言えるのが肩内部のフレームです。

腕を動かしていると肩内部のフレームが外れやすく、ポージングを頻繁に変更する場合は少しストレスを感じる可能性があります。

この部分は補強加工によって改善できます。

合わせ目が多い

脚部前面や腕部、肩部などには比較的目立つ合わせ目があります。

素組みではそれほど問題になりませんが、塗装して仕上げる場合は合わせ目処理を行いたくなる部分です。

一部にシールを使用

基本的な色分けは優秀ですが、細部にはシールが使用されています。

完全塗装や部分塗装で仕上げる場合は、塗り分けが必要になります。


人気・コレクション性

ガンダムキマリスは、ガンダム・フレーム機の一体としてコレクション性にも優れています。

価格.comでは高い評価を獲得しており、「カッコよく、価格も手頃で作りやすい」といった点が評価されています。

また、鉄血シリーズのHGの中でも、ガンダム・フレーム機らしい構造とオーソドックスなHGとしての作りやすさを両立したキットです。

さらに、ガンダムキマリスには後継・派生機としてキマリストルーパーやガンダム・ヴィダールなども存在します。

そのため、単体で楽しむだけでなく、ガンダム・フレーム機を並べてシリーズの変化を楽しむのもおすすめです。

鉄血シリーズのガンプラを集めているのであれば、コレクションから外せない一体と言えるでしょう。


結論・総評

「HG 1/144 ガンダムキマリス」は、鉄血のオルフェンズに登場する騎士型ガンダム・フレーム機を手頃な価格で楽しめる、完成度の高いHGキットです。

特に優れているのが、騎士を思わせるプロポーション、良好な色分け、長大なグングニール、そして組み立てやすさです。

素組みでも十分に見栄えのするキットなので、初心者でも完成後の満足感を得やすいでしょう。

一方で、肩内部のフレームが外れやすい点や、脚部・腕部・肩部などに合わせ目が目立つ点は注意が必要です。

ただし、これらは接続部の補強や合わせ目消しといった加工によって改善できます。

また、キマリストルーパーやガンダム・ヴィダールなどの派生機もキット化されているため、シリーズを揃えていく楽しさもあります。

総合的におすすめしたい方

  • 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が好きな方
  • 騎士をモチーフにしたガンダムが好きな方
  • 素組みでも見栄えの良いガンプラを探している方
  • 手頃な価格で高品質なHGを作りたい方
  • ガンダム・フレームの構造を楽しみたい方
  • 鉄血シリーズのガンプラを集めている方

購入・製作時の注意点

  • 肩内部のフレームは外れやすいため、必要に応じて補強する
  • 紫の成型色が好みと合わない場合は塗装による色調整を検討する
  • 合わせ目を目立たなくしたい場合は、脚部・腕部・肩部などの処理がおすすめ
  • 2016年発売のキットのため、時期によっては再販を待つ必要がある

総合的に見ると、HG 1/144 ガンダムキマリスは「作りやすい」「カッコいい」「価格も手頃」という、鉄血HGらしい魅力をしっかりと備えたキットです。

特にグングニールを構えた騎士らしい立ち姿は非常に映えるため、鉄血のオルフェンズファンはもちろん、騎士型のガンダムが好きなモデラーにもおすすめしたい一体です。


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