
はじめに
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場するファウンデーション王国の主力MS「ブラックナイトスコードルドラ」。今回は、その中でもグリフィン・アルバレストが搭乗する専用機を再現した「HG 1/144 ブラックナイトスコードルドラ(グリフィン・アルバレスト専用機)」を詳しく紹介します。
ブラックを基調にエメラルドグリーンを差し込んだ特徴的なカラーリングに加え、大型武装やシールド、ビームライフル、ビームマントなど、迫力ある装備が充実したキットです。
SEEDシリーズらしい大胆なポージングを楽しめる「SEEDアクションシステム」も採用されており、素組みでも高い完成度を楽しめるHGに仕上がっています。ここでは、商品仕様からランナー構成、可動、色分け、合わせ目、素組みでの完成度まで詳しく見ていきます。
HG 1/144 ブラックナイトスコードルドラ(グリフィン・アルバレスト専用機)のおすすめポイント
本キットの主な魅力は、以下のとおりです。
- 『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場するブラックナイトスコードルドラを立体化
- グリフィン・アルバレスト専用機ならではのエメラルド系カラーを再現
- SEEDアクションシステムによる大胆なポージングに対応
- 大型武装、シールド、ビームライフルなど豊富な武装が付属
- ビームマントによって特徴的な劇中シーンを再現可能
- 成形色による色分けが優秀で、素組みでも高い完成度
- ポリキャップを使用しないKPS中心の構成
- 大型武装を装備した状態でも安定したポージングを楽しめる
特に、ブラックとエメラルドグリーンのコントラストが美しく、組み立てただけでも十分に存在感のある仕上がりになる点が魅力です。
商品概要
本キットは、ファウンデーション王国のブラックナイトスコード隊が運用する「ブラックナイトスコードルドラ」のグリフィン・アルバレスト専用機をHGシリーズで立体化したものです。
ブラックを基調とした機体カラーにエメラルドグリーンを組み合わせたカラーリングが特徴で、一般的なブラックナイトスコードルドラとは異なる華やかな印象を与えます。
また、兄弟機にあたるブラックナイトスコードシヴァとは共通するデザイン要素を持ちながら、外装や武装には違いがあり、完成した姿はかなり異なるシルエットに仕上がっています。
発売情報
- 発売日: 2024年3月23日
- 価格: 2,970円(税込)
- ブランド: HG
- スケール: 1/144
- 作品: 『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』
劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場する機体を、比較的手に取りやすい価格帯のHGシリーズで楽しめるキットです。
商品仕様
スケールは1/144で、完成時の全高は約145mm。
内部にはSEEDアクションシステムを採用しており、SEEDシリーズらしい躍動感のあるポージングを楽しめます。
また、ポリキャップを使用せず、KPS系パーツを中心とした構造になっています。関節部のパーツ構成も比較的すっきりしており、HGながら現代的な設計が採用されています。
ランナーは公式レビューではA~Fの合計8枚とされており、外装だけでなく内部・関節、武装などを効率よく構成しています。
成形色はブラック、グレー、ライトグレー、グリーン系を中心に構成。内部フレーム系にはダークブラウン系の色も使用されており、機体の複雑なカラーリングを成形色だけでかなり再現しています。
付属品
付属する主な武装・パーツは以下のとおりです。
- 大型武装×1
- シールド×1
- ビームライフル×1
- クリアシート×1
- ビームマント
- 武装保持・接続用パーツ
- ビームエフェクト類
- シール
ブラックナイトスコードルドラの特徴的な大型武装に加えて、シールドやビームライフルも用意されています。
さらに、特徴的なビームマントも付属しており、通常状態とは大きく異なる迫力のあるディスプレイが可能です。
可動ギミック
本キットには「SEEDアクションシステム」が搭載されています。
SEEDシリーズのHGではおなじみのポージング重視の設計で、肩や脚部などの可動範囲を確保することで、躍動感のあるポーズを取らせやすくなっています。
特に、脚部を大きく開いた立ち姿や、武装を構えたアクションポーズとの相性が良好です。
大型武装はバックパックのアームにマウントすることができ、武装を背負わせた状態でもブラックナイトスコードルドラらしい特徴的なシルエットを楽しめます。
ビームライフルは腰部に装備することも可能で、武装を使用していない状態でも装備を余らせにくい構成です。
また、ビームマントには軟質素材が使用されており、展開させることで劇中をイメージした迫力のあるディスプレイができます。
パッケージ

パッケージは『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』シリーズのHGキットで採用されているフォーマットです。
箱絵にはブラックナイトスコードルドラのアクションポーズが描かれており、機体の特徴的なカラーリングと大型武装による迫力が強調されています。
説明書も大判タイプとなっており、組み立て手順だけでなく、機体やパイロットに関する紹介も掲載されています。
ランナー構成
ランナーは大きく以下のような構成になっています。
Aランナー
多色成形による外装パーツを中心としたランナーです。
ブラックナイトスコードルドラの特徴である複数のカラーを効率よく再現するため、多色成形が活用されています。
Bランナー
内部・関節系のパーツを中心に構成されています。
KPS系パーツを使用した関節部などが含まれ、ポリキャップレス構造を支えるランナーとなっています。
C~F系ランナー
外装パーツのほか、武装、シールド、関節補助パーツなどを構成します。
機体本体だけでなく大型武装にも多くのパーツが使用されているため、HGながら組み立て後の情報量はかなり豊富です。
SB系ランナー
ビームエフェクト用のクリアパーツが収録されています。
ビームマント
ビームマントは通常のランナーとは異なる軟質素材で構成され、グラデーション印刷も施されています。
これによって、クリアパーツだけでは表現しにくい独特のビームマントを手軽に再現できます。
ランナーは用途ごとに整理されているため、パーツ数が多く感じられるものの、組み立て自体は比較的進めやすい構成です。
モデリング解説
成形色による色分け
本キットは成形色による色分けが非常に優秀です。
ブラックを基本としながら、グレーやライトグレー、エメラルドグリーン系のパーツを組み合わせることで、グリフィン機らしい特徴的なカラーリングを再現しています。
そのため、素組みでも情報量が多く、完成後の満足感はかなり高めです。
シールによる補完
一方で、細かな部分まで完全に成形色だけで再現されているわけではありません。
頭部センサーや脚部、ダクト、バックパックの一部などにはシールによる補完が必要となります。
素組みで気軽に完成させるならシールを貼るだけでも十分ですが、劇中設定に近づけたい場合は部分塗装を加えると、さらに完成度を高められます。
合わせ目
合わせ目は全体的に少なめです。
特に機体本体はパーツ分割によって合わせ目が目立ちにくい構造になっており、HGとしては比較的処理しやすい部類です。
一方、武装類の一部には合わせ目が確認されるため、徹底的に仕上げたい場合は合わせ目消しを行うとよいでしょう。
部分塗装のポイント
部分塗装を行う場合は、以下のような箇所を重点的に仕上げると効果的です。
- シールド裏
- 各部ダクト
- 細かなグリーンライン
- 大型武装の細部
- 武装類の細かなモールド
すべてを塗装する必要はなく、目立つ部分だけを補うだけでも印象は大きく変わります。
また、スミ入れを施したり、最後にマット系のトップコートで仕上げたりする方法も相性が良好です。
特にブラック系の外装は、スミ入れやつや消しによって各部のディテールを強調しやすくなります。
素組み評価
素組みでの完成度はかなり高いキットです。
ブラック、グレー、グリーンを中心とした成形色の再現度が高く、組み立ててシールを貼るだけでも、劇中のイメージに近い仕上がりを楽しめます。
また、関節の保持力も安定しており、大型武装を装備させた状態でもポーズを維持しやすい点が魅力です。
SEEDアクションシステムによる可動範囲も広く、立ち姿だけでなく、武装を構えたアクションポーズでもブラックナイトスコードルドラの魅力を引き出せます。
ただし、細部にはシールで補完する部分が残されているため、劇中設定に忠実な仕上がりを目指すなら部分塗装を加えるのがおすすめです。
人気と評価
発売当時から注目を集めた『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』関連HGの中でも、完成度の高さが評価されているキットです。
特に評価されているのが、単純なカラー変更だけではなく、兄弟機であるブラックナイトスコードシヴァとは外装や武装、シルエットに明確な違いがある点です。
グリフィン・アルバレスト専用機はエメラルドグリーン系のカラーがアクセントになっているため、ブラックを基調とした機体の中でも華やかな印象があります。
大型武装とビームマントを組み合わせればディスプレイ時の存在感も大きく、SEED FREEDOMシリーズのHGを集めている場合には、コレクション性の高い1体と言えるでしょう。
総評
「HG 1/144 ブラックナイトスコードルドラ(グリフィン・アルバレスト専用機)」は、可動・色分け・武装の迫力を高いレベルでまとめた、完成度の高いHGキットです。
特にブラックとエメラルドグリーンによる特徴的なカラーリングは成形色でもよく再現されており、素組みでも十分に見栄えします。
さらに、大型武装とビームマントによってシルエットに大きな変化を付けられるため、ディスプレイ映えも抜群です。
SEEDアクションシステムによる広い可動範囲も魅力で、武装を構えたポーズや躍動感のあるアクションポーズなど、さまざまな姿を楽しめます。
一方で、細部にはシールによる補完箇所があるため、より劇中イメージに近づけたい場合は部分塗装がおすすめです。スミ入れやつや消しトップコート程度の簡単な仕上げでも、全体の情報量をさらに引き上げられます。
総合的に見ると、素組み派から部分塗装・ディテールアップ派まで幅広く楽しめる、SEED FREEDOM系HGの中でもおすすめ度の高いキットです。
ブラックナイトスコード系の機体が好きな人はもちろん、特徴的なカラーリングや大型武装を持つHGを探している人にもおすすめできる1体です。
