HGIBO ガンダムグレモリー 詳細レポート!ギミック・色分け・可動・合わせ目を解説

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画像©創通・サンライズ©BANDAI SPIRITS https://bandai-hobby.net/item/01_3642/

はじめに

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼』に登場するガンダムグレモリーは、死神を思わせる独特なシルエットと、頭部を覆うフード状の装甲が特徴的なモビルスーツです。

今回紹介する「HG 1/144 ガンダムグレモリー」は、特徴的な機体デザインを再現しながら、頭部のフード開閉ギミックや専用武器のバトルアンカーなど、機体の個性を楽しめるキットに仕上がっています。

素組みでも存在感のある外観を楽しめるほか、部分塗装やウェザリングによるディテールアップにも適しています。

この記事では、HGIBO 1/144 ガンダムグレモリーの基本情報や機体設定、付属品、可動ギミック、色分け、合わせ目、組み立て後の評価などを詳しく解説します。

HGIBO 1/144 ガンダムグレモリーの主なおすすめポイント

HGIBO 1/144 ガンダムグレモリーは、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼』に登場するガンダム・フレーム機を、1/144スケールで立体化したキットです。

最大の魅力は、死神を思わせる独特の外観と、頭部を覆うナノラミネートコートの展開ギミックです。HGとして比較的少ないパーツ数で、特徴的なデザインが再現されています。

主なおすすめポイントは以下のとおりです。

  • フード状のナノラミネートコートを開閉できる。
  • フード内部のガンダムフェイスを再現している。
  • 破損した片刃が特徴的なバトルアンカーが付属する。
  • ネイビーブルー、セールカラー、ピンクによる個性的なカラーリング。
  • ガンダム・フレーム4を使用した内部構造。
  • 小手アーマーが可動し、武器を構えやすい。
  • 鉄血シリーズらしい無骨で細身のプロポーション。
  • 肩などに段落ちモールドを採用し、合わせ目が目立ちにくい。
  • ホイルシールを使用すれば、素組みでも設定色に近い外観を楽しめる。
  • 『月鋼』に登場する個性的な機体を、手頃な価格帯で立体化した一般販売キット。

特に注目したいのは、頭部のフードを閉じた状態と、開いてガンダムフェイスを露出させた状態を切り替えられる点です。

フードを閉じると防御的で威圧感のあるシルエットになり、開くとガンダムタイプらしい顔が現れます。一般的なガンダムとは異なる、異形のメカや重装甲系のデザインが好きな方におすすめです。


商品概要・発売情報

商品概要

  • 商品名:HG 1/144 ガンダムグレモリー
  • シリーズ:HGIBO/HG 鉄血のオルフェンズ
  • 登場作品:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼
  • 型式番号:ASW-G-56
  • スケール:1/144
  • メーカー:BANDAI SPIRITS
  • 発売日:2021年10月16日
  • メーカー希望小売価格:1,980円(税込)

機体設定

ガンダムグレモリーは、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼』に登場する72機のガンダム・フレームの1機です。

ナディラ家が代々継承してきた機体で、パイロットはデイラ・ナディラ。頭部を覆うナノラミネートコートによって、ほかのガンダム・フレーム機とは大きく異なる外観を持っています。

主な機体設定は以下のとおりです。

  • 機体名:ガンダムグレモリー
  • 型式番号:ASW-G-56
  • 全高:20.5m
  • 本体重量:33.4t
  • 主武装:バトルアンカー×1
  • パイロット:デイラ・ナディラ

特徴的なフード状の装甲と大型のバトルアンカーが、ガンダムグレモリーの個性を際立たせています。


商品仕様

スケール・材質

本キットは1/144スケールのHGシリーズで、PS樹脂を中心に、一部の接続部にPE製のポリキャップを使用しています。

主な仕様は以下のとおりです。

  • 1/144スケール。
  • 主な材質はPS、ポリキャップ部分にPEを使用。
  • スナップフィット方式を採用。
  • 基本的に接着剤不要で組み立て可能。
  • パーツの切り出しにはニッパーが必要。
  • ガンダム・フレーム4を採用。
  • 関節接続部にはポリキャップを使用。

鉄血シリーズのHGキットらしく、ガンダム・フレームを内部構造に採用しています。外装だけでなく、フレーム構造を活かした可動も楽しめる仕様です。

成型色

ガンダムグレモリーの成型色は、ネイビーブルーを基調に、明るいセールカラーとピンクを組み合わせた個性的な配色です。

主な成型色は以下のとおりです。

  • ネイビーブルー系: 頭部フード、胴体、脚部、各種外装。
  • セールカラー・ライトベージュ系: 肩、胸部、脚部などの外装。
  • ピンク系: センサーや装甲の差し色、爪など。
  • グレー系: 内部フレーム、関節、武器、各部の内部パーツ。
  • レッド系: バックパック内部などの一部パーツ。
  • ダークカラー系: バトルアンカーや手首パーツなど。

HGとしては良好な色分けですが、細部まで完全にパーツ分割されているわけではありません。グレーやピンクの一部は、ホイルシールや塗装による補完が必要です。

素組みで仕上げる場合は付属のホイルシールを活用し、設定画に近づけたい場合は部分塗装を追加するとよいでしょう。


付属品と可動ギミック

付属品

HGIBO 1/144 ガンダムグレモリーには、主武装のバトルアンカーをはじめ、組み立てやディテールの補完に必要なパーツが付属します。

主な付属品は以下のとおりです。

  • バトルアンカー×1。
  • ハンドパーツ一式。
  • ホイルシール×1。
  • 組立説明書。

バトルアンカーは、片側の刃が破損したような独特のデザインが特徴です。一般的な斧や鎌とは異なり、作中設定を反映した個性的な造形になっています。

破損部分にも細かなディテールが加えられており、単純に刃の一部を省略しただけではない表現が見どころです。

一方、ビームサーベルやライフル、シールド、交換用フェイス、専用台座などは付属しません。武装はバトルアンカーのみとなっています。

可動ギミック

ガンダムグレモリーは、頭部フードをはじめ、腕部や脚部、背部ブースターなどに可動ギミックを備えています。

HGとして基本的な可動域を確保しつつ、機体固有の装備にも可動部を設けている点が特徴です。

頭部

頭部は上下・左右に可動し、フード状のナノラミネートコートを展開できます。

主なギミックは以下のとおりです。

  • 頭部フレームが上下・左右に可動。
  • フード状のナノラミネートコートを展開可能。
  • 前方装甲を折りたたみ、内部のガンダムフェイスを露出できる。
  • フード部分は2軸可動。
  • フードの開閉によって、閉鎖状態と戦闘状態を再現可能。

本キット最大の見どころが、この頭部の展開ギミックです。

フードを閉じれば死神を思わせる威圧的な姿になり、開けばガンダムフェイスが現れて印象が大きく変わります。展示する際には、閉じた状態と開いた状態の両方を楽しめます。

腕部

腕部は肩や肘に加え、前腕と小手アーマーにも可動部が設けられています。

  • 肩アーマーが前後方向に可動。
  • 上腕にロール軸を搭載。
  • 肘を90度以上曲げられる。
  • 前腕装甲が展開。
  • 小手アーマーが2軸可動。
  • 小手アーマーが動くことで、武器を構えた際の干渉を軽減。

特に小手アーマーの可動は、大型のバトルアンカーを構えるポーズで役立ちます。腕を前方に伸ばしたり、武器を大きく振りかぶったりするポージングにも対応できます。

腰部

腰部は左右に回転でき、前後方向にも若干の可動域があります。

ガンダム・フレームの構造を活かして上半身をひねることができるため、直立姿勢だけでなく、武器を振り下ろす動きのあるポーズも付けられます。

脚部

脚部は太ももや膝、足首に可動部を備え、さまざまな立ち姿や戦闘ポーズに対応します。

  • 太ももが前方へ大きく可動。
  • 膝を90度以上曲げられる。
  • 股関節を左右に開ける。
  • 太もも上部にロール可動を搭載。
  • 足首が上下・左右に可動。
  • つま先が上方向に可動。
  • ヒール状の足首によって独特の立ち姿を再現可能。

脚部の可動によって踏み込む姿勢や武器を振り下ろす姿勢を作れます。ただし、ヒール状の足と大型武器の組み合わせでは、ポーズによって自立が不安定になることがあります。

背部

背部にはウイング状のブースターが装備されており、上下・左右に可動します。

  • ブースターが上下・左右に可動。
  • 基部にスイング・回転可動を搭載。
  • 裏面にもディテールを再現。

ブースターの角度を変えることで、背面のシルエットに変化を付けられます。頭部フードと組み合わせることで、ガンダムグレモリーらしい独特な姿をより強調できます。

パッケージ

画像©創通・サンライズ©BANDAI SPIRITS https://bandai-hobby.net/item/01_3642/

パッケージ

パッケージはHGIBOシリーズ共通の横長ボックス仕様です。

箱絵では、バトルアンカーを構えたガンダムグレモリーが描かれ、頭部を覆うナノラミネートコートや、ピンクの差し色を含む特徴的なカラーリングが強調されています。

箱の完成見本写真では、頭部フードやバトルアンカーの特徴を確認できるため、購入前にキットの雰囲気をつかむ参考になります。


モデリング解説

色分け

素組みにホイルシールを貼った状態でも、全体の配色はまとまっています。

ネイビーブルーを基調とした外装に明るいセールカラーを組み合わせ、ピンクを差し色にすることで、ガンダムグレモリーならではの独特な外観を再現しています。

一方、設定画に近づけるには、細部の部分塗装が効果的です。

主な塗装ポイントは以下のとおりです。

  • ツインアイ。
  • 肩アーマー側面のグレー。
  • 肩前後の白または明色の三角モールド。
  • 背部ブースター内部のグレー・レッド。
  • 足の甲のグレー。
  • 前腕下部のグレー。
  • ハンドパーツの指。
  • 爪やネイル部分。
  • 全身にある凹モールドの内部。
  • バトルアンカーの細部。
  • フード内部の細かな色分け。

ツインアイや肩、バックパック、足首などのグレー部分は、ホイルシールでも補えます。

手軽に仕上げたい場合はシールを活用し、立体感や塗装面の質感を重視する場合は塗料で塗り分けるとよいでしょう。

合わせ目

ガンダムグレモリーは、合わせ目が比較的少なく、素組みでも見栄えを確保しやすい構成です。

主な合わせ目の状態は以下のとおりです。

  • 頭部フレーム:後頭部に合わせ目が出る場合がある
  • 肩アーマー:分割ラインがあるが、段落ちモールドとして処理され目立ちにくい
  • 前腕:後側に一部合わせ目が出るが、小手アーマーで隠れやすい
  • 胴体:分割ラインがモールドに見える部分が多い
  • 脚部:外装・フレームともに合わせ目が比較的少ない
  • バトルアンカー:部分的にパーツ分割ラインが出る可能性がある
  • 背部ブースター:裏側にパーツ境界がある場合がある

鉄血シリーズらしく、合わせ目が目立ちにくい設計になっている点は本キットの魅力です。

特に肩アーマーは段落ちモールドによって分割ラインが目立ちにくく、合わせ目消しを行わなくても自然な外観を楽しめます。

ただし、仕上がりはパーツの組み合わせや見る角度によっても変わるため、塗装や改造を予定している場合は、組み立て時に各パーツの分割位置を確認しておきましょう。

特にスミ入れとつや消しトップコートは、比較的少ない手間で完成品の印象を変えられる方法です。


モデルとしての評価

素組み評価

素組み状態でも、ガンダムグレモリーのプロポーションと独特のシルエットは十分に楽しめます。

頭部フードを閉じた状態では頭部が大きく見え、背部ブースターとヒール状の足が組み合わさることで、一般的なガンダム・フレーム機とは異なる存在感を放ちます。

素組みで評価できるポイントは以下のとおりです。

  • 特徴的な頭部形状が一目で分かる。
  • フードの展開ギミックが効果的。
  • 個性的な配色で、ほかのガンプラと並べても目立つ。
  • バトルアンカーの造形がシャープ。
  • 合わせ目が比較的少ない。
  • パーツ数が過剰ではなく、組み立てやすい。
  • ホイルシールを貼ることで完成度が向上する。
  • HGとしては専用ギミックが充実している。

一方、注意しておきたい点もあります。

  • ホイルシールによる色分けの補完が必要な部分がある。
  • ハンドパーツや指の色分けに物足りなさがある。
  • 大型のバトルアンカーによって、保持する手首に負担がかかる。
  • ガンダム・フレーム由来の関節が緩く感じられる個体もある。
  • ヒール状の足と大型武器の組み合わせにより、自立が不安定になる場合がある。
  • 長時間の展示や大胆なポージングには台座があると安心。

関節の保持力については、腕と胴体のボールジョイントや股関節周辺が緩く感じられる場合があると指摘されています。ただし、組み立て状態や個体差によっても使用感は異なります。

また、バトルアンカーを構えた状態では重心が偏りやすいため、安定した展示を重視するならアクションベースなどの台座を併用するとよいでしょう。

可動・ポージング評価

可動範囲は、極端に広い可動を追求するというより、ガンダムグレモリーのデザインや武装に必要な可動域を確保した設計です。

ポージングでは、以下のような点が魅力です。

  • フードの開閉によって頭部の印象を変えられる。
  • 小手アーマーが武器を構える動作を妨げにくい。
  • 肩・肘・腰・股関節などが一通り可動する。
  • バトルアンカーを振り下ろすポーズが映える。
  • 背部ブースターを動かしてシルエットに変化を付けられる。

一方、付属武器はバトルアンカーのみのため、複数の武器を持つHGキットと比べると、ポージングのバリエーションは限られます。

そのぶん、大型武器の存在感を活かした直立姿勢や構え、振り下ろしポーズなどがよく似合います。頭部フードの開閉と組み合わせれば、同じ武器でも異なる雰囲気を演出できます。

人気・商品価値

ガンダムグレモリーは主役級の機体ではありませんが、独特のデザインとギミックによって、コレクション性の高いキットとなっています。

主な魅力は以下のとおりです。

  • 『鉄血のオルフェンズ 月鋼』登場機体の立体物として楽しめる。
  • ガンダム・フレームを採用している。
  • 死神を思わせる独特のデザインが印象的。
  • ナノラミネートコートという特徴的なギミックがある。
  • 破損したような外観のバトルアンカーが付属する。
  • ほかの鉄血シリーズのガンプラと並べて飾れる。
  • ウェザリングやダメージ表現などの改造と相性がよい。

複雑なデザインに対して組み立てやすく、プロポーションも格好良いという評価がある一方、シールの多さや成型色、関節の保持力を気にする意見も見られます。

購入を検討する際は、特徴的なデザインや頭部ギミックを重視するか、武装の豊富さや関節の保持力を重視するかによって評価が変わるでしょう。

結論・総評

HGIBO 1/144 ガンダムグレモリーは、独特なデザインと頭部フードの展開ギミック、破損したような外観のバトルアンカー、そして比較的目立ちにくい合わせ目が魅力のHGキットです。

特に評価したいのは、ガンダムグレモリーの個性であるナノラミネートコートを、単なる外装としてではなく、開閉できるギミックとして再現している点です。フードを閉じた状態と開いた状態では印象が大きく変わるため、1体でも展示の楽しみが広がります。

素組みではホイルシールによる補完が必要な部分もありますが、全体の色分けやプロポーションは良好です。合わせ目も目立ちにくく、初心者であればシールとスミ入れを中心とした仕上げでも十分に楽しめます。

塗装派には、グレー・ピンク・レッドの部分塗装や、バトルアンカーの金属表現、ダメージ加工、ウェザリングなどがおすすめです。特徴的な外観を活かしながら、自分好みの仕上がりを目指せます。

ただし、関節の保持力には個体差があり、大型のバトルアンカーを持たせると腕が下がったり、ポーズによって自立が不安定になったりする場合があります。安定した展示を重視するなら、アクションベースなどの台座を併用するとよいでしょう。

結論として、HGIBO 1/144 ガンダムグレモリーは、主役機以外の個性的なガンダム・フレーム機を集めたい方や、鉄血シリーズらしい無骨なデザインが好きな方におすすめできるキットです。

フード状の装甲を持つ異形メカが好きな方、ダメージ表現やウェザリングに挑戦したい方にとっても、製作やディスプレイを楽しめる1体といえるでしょう。

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