HGSEED ヴェルデバスターガンダム 詳細レポート|武装・可動・色分け・合わせ目を徹底解説

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画像©創通・サンライズ©BANDAI SPIRITS https://bandai-hobby.net/item/01_5610/

はじめに

『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』に登場する「ヴェルデバスターガンダム」は、バスターガンダムをベースに近接戦闘能力を強化したファントムペイン所属の重砲撃型モビルスーツです。

HGSEEDでは2006年にキット化され、バスターを思わせる大型砲に加えて、2挺の「M9009B 複合バヨネット装備型ビームライフル」を装備。砲撃戦だけでなく、バヨネットを展開した格闘戦にも対応できる独特の武装構成が魅力です。

今回は「HG 1/144 ヴェルデバスターガンダム」について、商品概要から付属武装、可動範囲、ギミック、色分けや合わせ目などのモデリングポイントまで詳しく紹介します。

HGSEED ヴェルデバスターガンダムの主なおすすめポイント

火力特化の迫力あるデザイン

ヴェルデバスターガンダム最大の魅力は、バスターガンダムを発展させた重武装です。

原型機では腰部に配置されていた2門の大型砲を肩部へ移設し、さらに腰部へ新たな複合バヨネット装備型ビームライフルを2挺追加。

大型砲による長距離砲撃とライフルによる中距離戦、さらにバヨネットを利用した近接戦までこなせる、攻撃力を重視した機体に仕上げられています。

2挺の専用ライフルが特徴的

腰部に装備する「M9009B 複合バヨネット装備型ビームライフル」は、ヴェルデバスターを象徴する武装のひとつです。

2挺を連結して連装ライフルとして使用できるほか、バレル下部に備えられたバヨネットを展開することで格闘戦にも対応。

射撃と格闘の両方を楽しめるため、ポージングの幅を広げてくれる面白いギミックとなっています。

旧HGSEEDの中では比較的作りやすい

2006年発売のHGSEED後期に登場したキットで、現在のHGと比較すると可動や色分けに古さを感じる部分はあります。

それでもポリキャップによる関節構造や基本的な色分けを採用しており、当時のHGSEEDとしては標準的な作りやすさ。

HG用のディスプレイスタンドも付属するため、完成後は大型武装を活かした迫力あるポーズで飾れます。


商品概要・機体の特徴

ヴェルデバスターガンダムとは?

ヴェルデバスターガンダムは、『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』に登場するモビルスーツです。

型式番号は「GAT-X103AP」。

ファントムペインに所属するシャムス・コーザ中尉の搭乗機で、GAT-X103 バスターガンダムをベースにアクタイオン・インダストリー社が再構築した機体です。

バスターの長距離砲撃能力を受け継ぎながら、武装配置を変更し、近接戦闘能力も強化されています。

大型砲を肩部へ移設

大きな変更点のひとつが、バスターの腰部に装備されていた大型砲の配置です。

ヴェルデバスターでは、

  • 94mm高エネルギービーム砲
  • 350mmガンランチャー

の2種類の大型砲を左右の肩部へ移設。

肩部に固定された大型砲によって、より重武装感の強いシルエットになっています。

腰部に2挺の複合バヨネットライフルを装備

腰部には新規武装として「M9009B 複合バヨネット装備型ビームライフル」を2挺装備。

バスターの大型砲とは異なる武装を追加することで、射撃だけでなく近接戦闘にも対応できるようになっています。

また、肩部にはミサイルポッドも装備されており、全身に武装を配置した非常に攻撃的なデザインです。


発売情報・価格

  • 商品名:HG 1/144 GAT-X103AP ヴェルデバスターガンダム
  • 登場作品:機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER
  • 発売時期:2006年8月
  • 価格:1,760円(税込)
  • シリーズ:HGSEED
  • スケール:1/144

商品仕様

スケール

1/144スケール。

設定上の全高は18.46mで、1/144スケールでは完成時の全高が約12.8cm前後となります。

大型砲やライフルを装備するため、本体以上に横方向へ大きく広がるシルエットが特徴です。

成型色

主な成型色は、

  • グリーン
  • ダークグレー
  • ブラック
  • クリアーパーツ

といった構成。

機体名の「ヴェルデ」をイメージさせるグリーンを中心としたカラーリングで、バスター系のデザインをしっかりと再現しています。

基本的な機体色は素組みでも再現されていますが、ミサイルやライフル内部など、一部の細かな部分は塗装するとさらに完成度を高められます。

材質

主にPS、PE、ABSなどを使用。

関節にはポリキャップが採用されています。


付属品

キットにはヴェルデバスターガンダム本体のほか、豊富な武装が付属します。

武装・装備

  • 94mm高エネルギービーム砲
  • 350mmガンランチャー
  • M9009B 複合バヨネット装備型ビームライフル×2
  • 肩部ミサイルポッド×2
  • 専用フェイスガード

さらにHG用のディスプレイスタンドも付属します。

大型砲やライフルを装備した状態では重量感のあるシルエットになるため、スタンドを使用して空中姿勢で飾ると、ヴェルデバスターらしい迫力を楽しめます。

手首

手首は基本的にグリップ用のものが左右1セット付属。

現行HGのような豊富な交換用ハンドパーツは用意されていないため、武装を持たせるポージングでは若干の制約があります。


可動ギミック

2006年発売のHGSEEDということもあり、現在のHGシリーズと比較すると可動範囲には限界があります。

頭部

頭部は回転を中心に、上下方向にもある程度可動します。

ポージング時に顔の向きを調整できるため、射撃姿勢などでは十分に活用できます。

胴体

胴体はHGSEEDらしいブロック構造となっており、現行HGのような大きな腹部の前屈・後屈はほとんどありません。

そのため、上半身を大きく前傾させるようなポーズは苦手です。

腕部

肩は上下・前後・回転方向へ可動。

肘には二重関節が採用されており、腕を大きく曲げることができます。

手首にはポリキャップが使用され、武器を持たせる際の角度調整にも対応します。

脚部

股関節にはHGSEED後期キットで採用される構造が使用され、太ももにはスイベル機構を搭載。

膝には二重関節、足首にも複数方向への可動が設けられています。

旧HGSEEDとしては比較的ポーズを付けやすく、大型武装を構えた射撃ポーズなどを楽しめます。


武装ギミック

M9009B複合バヨネット装備型ビームライフル

ヴェルデバスターの特徴的な武装です。

2挺のライフルを連結することで、連装ライフルとして使用可能。

さらにバレル下部のバヨネットを展開することで、格闘戦用の武器としても使用できます。

射撃用武装でありながら近接戦にも対応できるため、ヴェルデバスターならではのポージングを楽しめるポイントです。

肩部ミサイルポッド

肩部のミサイルポッドには開閉ギミックがあります。

カバーを開くことで内部のミサイルを露出させることが可能。

ただし内部ミサイルは単色成型となるため、塗装してディテールを強調すると見栄えが大きく向上します。

肩部大型砲

左右の肩部には大型砲を装備。

原型となるバスターガンダムのように2種類の砲を連結して1門の大型砲にするギミックは省略されていますが、砲身の角度を変更することでさまざまな射撃姿勢を取らせることができます。


パッケージ・ランナー構成

画像©創通・サンライズ©BANDAI SPIRITS https://bandai-hobby.net/item/01_5610/

パッケージ

パッケージは当時のHGSEEDシリーズ共通デザインを採用。

ヴェルデバスターが大型砲と複合バヨネットライフルを構えた、重武装機らしい迫力のあるイラストが描かれています。

再販時期によってバンダイロゴやバンダイナムコロゴなどに違いがあるため、中古品や再販品を購入する際は箱の仕様から発売時期をある程度判断することもできます。

ランナーの特徴

ランナーは大きく、

  • グリーン系カラー
  • グレー系カラー
  • ブラック系カラー
  • クリアーパーツ
  • ポリキャップ
  • 新規武装パーツ
  • バスター系流用パーツ

といった構成です。

バスターをベースとした機体であるため、本体の一部には原型機から流用されたパーツが使われています。

一方、ヴェルデバスター専用の大型砲や複合バヨネットライフルなどには新規パーツが用意されています。


モデリング解説

ここからは、実際に組み立てる際に気になる色分け、合わせ目、塗装ポイントなどを見ていきます。

色分け

グリーン、グレー、ブラックを中心とした成型色によって、ヴェルデバスターの基本的なカラーリングは素組みでも比較的再現されています。

旧HGSEEDとしては標準的な色分けですが、現在のHGシリーズと比較すると細かな部分まで完全に色分けされているわけではありません。

特に武装やミサイルなどは、部分塗装を加えることで情報量を増やせます。

合わせ目

旧HGSEEDキットということもあり、合わせ目は各所に存在します。

特に、

  • 腕部・脚部の円筒パーツ
  • 肩部大型砲
  • ライフル本体
  • 関節周辺

などは合わせ目が目立ちやすい部分です。

素組み+スミ入れ程度でも十分楽しめますが、より完成度を高めたい場合は合わせ目消しを行うと効果的です。

塗装すると映えるポイント

部分塗装を行うなら、まずは細かなメカ部分から手を入れるのがおすすめです。

特に、

  • 肩部ミサイルポッド内部
  • ミサイル部分
  • ライフルのバヨネット
  • 砲口
  • 各部メカディテール
  • センサー類

などは塗装による効果が分かりやすい部分です。

クリアーパーツはクリアーカラーを使用して塗装すると、センサー類の存在感を高められます。

改造・加工例

ヴェルデバスターは、旧HGSEEDならではの改造ポイントもあります。

腰部のライフルは腕を動かした際に干渉する場合があるため、取り付け角度やジョイント位置を調整するとポージングの自由度を高められます。

また、ライフルを連結する部分が緩くなった場合は、薄い紙やテープなどを挟んで摩擦を調整する方法もあります。

さらに、バスター系の流用パーツを活用すれば、原型機との装備互換を意識したカスタムやオリジナル武装の製作にも挑戦できます。


モデルとしての評価

素組みでの評価

HGSEEDの中では比較的作りやすく、素組みでもヴェルデバスターらしいグリーンの機体色と重武装のシルエットを楽しめるキットです。

特に4門の大型火器と2挺のバヨネットライフルによって、立たせているだけでも非常に存在感があります。

一方で、腹部の可動がほとんどないことや、交換用手首が少ないことなど、現行HGと比べると古さを感じる部分もあります。

しかし、これらを差し引いても、豊富な武装と特徴的なギミックは大きな魅力です。

人気・位置付け

ヴェルデバスターは『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』に登場する機体ということもあり、同作品のファンから根強い人気があります。

特に、

  • ストライクノワール
  • ブルデュエル
  • ヴェルデバスター

というファントムペインの3機を揃えてディスプレイしたいユーザーには、コレクション性の高いキットです。

また、バスターガンダムをベースにした「緑色の重砲撃型」という独特のキャラクター性もあり、砲撃タイプのMSが好きな人にもおすすめできます。


HGSEED ヴェルデバスターガンダムの総評

HGSEED ヴェルデバスターガンダムは、重砲撃と近接戦闘を両立した独特の武装構成が最大の魅力です。

左右の肩部に装備された大型砲に加えて、腰部には2挺のM9009B複合バヨネット装備型ビームライフルを装備。

さらにライフルの連結やバヨネット展開、肩部ミサイルポッドの開閉など、2006年発売のHGSEEDとしては遊びごたえのあるギミックが盛り込まれています。

一方で、腹部の可動範囲や手首の種類、合わせ目などには旧キットらしさが残っています。

とはいえ、素組みでも大型武装による迫力を十分に楽しめるうえ、部分塗装や合わせ目消し、関節の調整などを加えれば、さらに完成度を高められます。

特に『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』が好きな人、バスター系MSが好きな人、重武装MSが好きな人にはおすすめしたいHGSEEDキットです。

旧HGSEEDならではの仕様を「欠点」と捉えるのではなく、塗装や改造を楽しむための素材として見ると、現在でも十分に楽しめる1体といえるでしょう。


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